ふろしきにまつわる 無駄話

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みーちゃんに 泥棒猫を演じさせたら ムクレちまって、
        大好きなハリネズミクンに慰めて貰ってる。


高校時代の友人の1人が 大学のラグビー部に入り (高校では水泳部、水泳仲間だった)、当時はラグビーを観たことがなく、練習試合を観戦しに別の大学に行ってた2人と誘い合わせて、記憶違いかもしれないけれど、秩父迄出掛けたことがある。
試合が終わり、ラグビークンが「一緒に電車で都内迄戻るから、ミーティング終わる迄待ってて」と言うので 寒い中で草むらに座ってお喋りして待っていたら、角帽・詰襟・裸足に下駄で 脇に風呂敷包みという姿で現れた。
他の2人はアメカジでお洒落していたから、ラグビークンの姿は却って新鮮だった。彼は大学4年間鞄を持たずにキャンパスにも風呂敷で行っていたらしい。

それから1年半程でカナダに渡り、そのまた1年後にヨーロッパを旅した。
ユーレイルパスで電車に乗り、窓から見て興味があれば下車し、ユースホステルに泊まるか 夜を通して電車に乗っているかの、しごく気ままな旅だった。50年も前!
無理して購入した1等のユーレイルパスは、それなりに価値があった。ガラス戸で囲われたコンパートメントで 足も身体もゆったりと伸ばして寝られたから、夜を徹して国境を越えたりしていた。宿代と時間の節約。
そんな中、フランス南部のある駅の窓口で日本語の怒鳴り声が聞こえた。見ると、学生服・裸足・下駄・風呂敷といういでたちの若者が、窓口で日本語だけで切符を買おうとしていた。
その旅の間じゅう、極力日本人との交流を避けていたんだけど、いでたちに親しみを感じたので窓口で助っ人し、2等の切符だった彼を1等コンパートメントに招いて、マルセイユ迄話し込んだ。車掌が来ると 2等に逃げて行って、すぐまたコンパートメントに戻って来てた。

風呂敷のお題で、この2つを思い出した