日本語がおろそかに使われて久しい。
私自身が完璧かと問われれば
否定せざるを得ないが、少なくとも
言葉遣いに気をつけているつもりだ。

今では 純粋な日本語を話せなくても
NHKアナウンサーになれるらしく、
朝ドラの台詞が耳障りな時がある。
『わたおに』ですら、間違った
言葉遣いがそのまま放送されていて、
原作者である橋田壽賀子さんも、
非常に厳しいとの噂の石井ふく子 
プロデューサーも、無敵のお局さま 
泉ピン子さんも修正しないとみえる。

日常生活でも、レジで お金を渡すと  - 
「1,000円でよろしかったでしょうか」 
↑「よろしくない」って言ってみたい。
飲食店で 注文した物を運んできて - 
「こちら、ケーキセットになります」
↑「ならない場合もあるの? 」って
きいてみたい。

知識人の間ではよく話題になるけれど、
今 言葉遣いがとてもおかしい。

家庭にだけ期待しても、 
どれほどの大人が正しい日本語を  
使えているかが疑問だから、
本来なら義務教育の中学卒業前に
きちんとした日本語を使えるように
指導するのは難儀なのだろうか。
「じでんしゃ」「おさがわせ」なんぞ
常識のように、アナウンサーの口からも
実際に『わたおに』でも発せられたのだ。

NHKの朝ドラの中でも、方言や独特の
イントネーションは 方言指導がある 
ようだが、最近 "ガ行" の発音が違う。
「外国人」の "が" は濁音であり、 
「鏡」の "が" は鼻濁音なのに、
曖昧に使う人のなんと多いことか。
"か" に濁点ではなく、"ハ行" と同じ ゜を
使うべきではないかと思う  - 「が゜」と。

日本語には 丁寧語、謙譲語、尊敬語に
へりくだり語まであって、とても
複雑ではある。

とりあえず、ここまで。
(2) では、先日直面した「間違った丁寧語・
謙譲語を乱用するオペレーター」について
書きたい。
すっげぇ~、耳障りだったんだもん 😰