カップ(聖杯)の2 逆位置 タロット 今日のカードです。
今日はどんな一日でしたか?わたしは久しぶりに娘と一緒に新幹線に乗って実家で過ごしています。さて、今日のカードは、カップの2の逆位置です。今日は小アルカナのカップ(聖杯)の2が出ました。カップ(聖杯)のカードは「感情」または「受容」をあらわし、形なく流れる愛や情感は女性性をあらわします。液体を注ぐ道具でもあるカップ。「聖杯」の名の通り、神に捧げる儀式や、杯を交わして契りを結ぶ婚姻の儀式など、様々な場面で聖なる道具として使われています。カップは万物を構成する基本要素である、「水」に対応し、形がなく流動的にどんな場所にも染み込む水は豊かな情感を、あらわします。すなわち「感情」の一番ピュアな形は「愛情」であり、「受容」のピュアな形は相手をそのまま受け入れるという意味があり、このカードでは愛情の交流が描かれています。「2」という数字は二つあるものとの関わりをあらわしています。カップの2のキーワードとして、「愛の交流」、そして「統合」となります。「愛の交流」とは相手から受け取って、自分も相手に与えるというサイクルであり、「統合」は男性性と女性性のエネルギーの統合という意味あいもあります。カップの2のカードの絵柄を見ると、若い男女が誓いの盃を交わしています。翼の生えたライオンの顔のカドゥケウスの上が二人の間にあり、遠くに見える丘には家が見えます。左の女性は女性性から、受容性をあらわし、右の男性は男性性から、能動性をあらわします。お互いが盃を交わす姿は、正反対の物事であっても、それぞれの価値が同等である事を意味します。女性の頭には勝利や栄光をあらわす月桂樹の冠があり、男性の頭には情熱をあらわす薔薇の冠があります。カップの2の正位置の意味このカードの主な意味は「愛」「友情の成立」「等価値の交換」「共通の考えや思い」「二つの組み合わせから新しいものが生まれる」「愛を育む恋愛」「相思相愛」「パートナーの誕生」「強い絆」「契約を結ぶ」「デートをする」「結婚をする」「お互いに長所を伸ばし合い、欠点を補える関係」仕事上の人間関係においても「仕事の相棒」「業務提携」「仕事の成立」「相手との良好な関係」を表しています。またお互いに心が通い合っているので、「共感「協調」があるということが言えます。自分自身に対しても、「自分の心の声を聞いたり、自分を大切にできる」ことをあらわしています。このカードが仕事上の相談で出た場合は、契約(約束)を交わす、取引きが成立する、手を組む、等価交換、同じ気持ちとなり、恋愛の相談では、「相手に対して言葉にして交際を申し込む」「プロポーズ」「婚姻届」という意味があります。右側の男性は、能動性を表しているので、手を差し伸べて、一歩前に出ている姿で描かれています。また、男性の服装は秘密を意味する黒、幸せを表す黄色になっていて、男性が秘めた情熱を表に出すことによって、黄色が表す幸せを手に入れる事ができるということを意味します。女性の服装は純粋を表す白色と、変容、受容を表す青を着ているので、男性の気持ちを受け入れることを意味します。リーディングでは、男性は「自分から行動すると良い結果」になると、読み解くことができ、女性なら「相手から告白される事が期待される」と読み解くことができます。翼のついたライオンもカドゥケウスの杖の意味は、ライオンは力の象徴であり肉欲を意味し、スピリチュアル(霊的)を示唆する翼が生えていることから、性的な繋がり、精神的な繋がりのバランスを表し、心も体も満たされることを意味します。2匹の蛇が巻き付くカドゥケウスの杖は、二極(陰陽、静動)の交わりがさらに高次元へと繋がることを意味します。遠くに見える丘の上の家は、いずれ二人が住む家になると言われていますが、まだ遠い場所にある事から、二人の関係はまだ始まったばかりで、成熟した関係になるのはもう少し先のことであると読み解けます。また、大アルカナ6の「THE LOVERS/恋人達」とよく似ていますが、THE LOVERSが大人の二人とすれば、カップの2は青少年と捉えられます。「THE LOVERS」のカードは、気持ちが通じ合えば、すぐに肉体関係を持ってしまう、気が合えばすぐにお付き合いを始める、というような、あまり言葉を重要視しない関係ですが、「カップの2」のカードでは盃を交わしているため、相手に対して言葉に出して交際を申し込む、というような関係であると言えます。カップの2の逆位置の意味カップの2は正位置で出た場合は、共感、友情、愛情を抱き合う、調和、共に成長する、といった、とてもいいカードなのですが、タロットの場合、逆位置で出た時には全く反対の意味になる事が多いのです。残念ながらこのカードの場合も、正位置ではとても良い結果でしたが、逆位置ですので真逆な意味となってしまいます。カップの2の逆位置の主な意味は、表面上の結びつき、不一致、一方通行の思い、絶交、破談、お互いに成長しない関係となります。また、不信感により、心が固く閉ざされ、まわりに心を開かない暗示です。ひとつのものや人に執着して、考えが一辺倒になっていることをあらわす場合もあります。また相手に対する執着、不満、破綻、誤解、一方通行、トラブルをあらわします。今回はカップの2の逆位置が出ましたが、逆位置の意味はその時の状況によって判断します。このカードが逆位置で出た場合は、自分の感情をよく見つめ直していくようにして、人間関係において、できるだけ相手とのコミュニケーションを取るようにするとよいでしょう。