24日午前公表された犠牲者数は35人、しかし当日午後さらに7人の遺体が発見された                         ―家族は疑いの眼

  昨日、温州市葬儀場の遺体引渡し受付所で、記者が犠牲者名簿を調べようとしたところ、職員に断られた。
  取材中、その場に居合わせた康という目撃者が記者に語ったところによれば、24日の夕方、7人の遺体が葬儀場に運ばれてきたのを実際に見たという。7人の遺体は二回に分けて運ばれてきて、その時間は夕方6時30分から8時の間であった。その時は大雨で、一回目に車からおろされたのは4人の遺体、そのうちのひとりは子供だった。二回目にまた大人3人の遺体が送られてきた。この目撃者の話にはちゃんとした裏づけがある。メディヤの報道によれば、温州市鹿城消防大隊勤奮路中隊の姜建序指導員がインタビューを受けた際に、24日午後、彼らは変形した車両のなかから7人の遺体を運びだしたと言っている。24日午前10時に政府が公表した死者数は35人で、もしその日の午後に発見され、夕方、葬儀場に運びこまれた7人の遺体を加えたら、死亡者は少なくとも42人になるはずだが、昨日現在、政府が公表している死亡者数は依然として39人で、犠牲者の家族らはその数に疑いを抱いている。                    華商報

             『揚子晩報』2011年7月27日(水)掲載記事の翻訳