記者が貴州省畢節地区の公安・司法部門から得た情報によれば、畢節市共産党委員会は18日、郭少全の畢節市公安局政治委員の職務を免ずる決定を下した。畢節地区公安・司法部門の関係責任者によると、郭少全は不適切な言論により、社会に悪影響を与え、公安機関の指導的職務を担当するのにふさわしくないことが調査でわかり、その畢節市公安局政治委員の職務を免ずる決定をしたとのこと。現在、郭少全は党による調査を受けている。先ごろ、貴州の女性教師が酒に酔った後、現地の国土資源管理所の所長に暴行されたと訴え、現地の警官の鐘顕聡は事件の調査処理の際、コンドームをつけていたら暴行とは言えない、示談で解決するようにと勧めた。その後、鐘顕聡は停職となり取り調べを受けていた。警察は鐘が自己見解を付け加えたことで、メディアの騒ぎを引き起こし、悪影響を与えたと述べている。
                                                  綜 合

              『揚子晩報』2011年7月20日(水)掲載記事の翻訳