2016年、試合観戦の翌日に公開練習があったので大久保グラウンドに足を運びました。
前日にヤマハスタジアムで行われたカードフェスタにて販売されたチームエディションのカードを持参しました。
練習後にファンサービスエリアが解放され、見学者はそこに並んで待っていました。
列の真ん中くらいの場所に立っていたのですが、何十人と並んでいたファン一人一人に選手達は対応して下さりました。
名波さんが現役の頃は柵越しに声をかけていたのですが、見学に行った日は小雨という事もありファンサービスは難しい状況でした。
そんな中でも引き上げる際、見学者に『お疲れ』と声をかけていた姿が印象的でした。
名波監督の姿が見えると、見学者が自分と同じようにカードを準備していました。
身近なアイテムとしてトレカが浸透しているのを感じました。
大勢の見学者が並んでいましたが、写真を求められれば肩を組み、会話を交わしていました。
自分の番になったものの緊張もあり、月並みな言葉しか出てこなかったのですが、名波さんは丁寧にカードにペンを走らせて下さりました。
一人一人のファンを大切にする姿、優しい心遣いが伝わってきました。

その時に書いて頂けたサインです。
見ると当時の事を思い起こします。
現在は直接お会いすることは難しい状況にありますが、足を運んで得た思い出は一生ものです。
接することで応援する気持ちもまた強くなると思います。