大学入学して、この紀ノ国屋でお買い物をしていました。(この近くのアパートの住んでいたので)
実家では祖母も母もいたので私が買い物に行くことはなく、スーパー初体験がここ。
結婚までここでお買い物。
スーパーとはこういうものだと思っておりました。
他に行ったのは青山の紀ノ国屋くらい。
結婚して、佐賀のスーパー「主婦の店」に行った時の衝撃!
紀ノ国屋の犬用肉より高いお肉がなかったです。
何をどう買って良いのかわからず心底途方にくれました。
(ネットでお買い物の時代でもなかったです。)
結婚前、職場のおじさん達が「この東京を捨てさせてほどの人間か」と言ったのがようやくわかりました。
電車で佐賀駅前の西友に行き、ようやく犬用並のお肉を見つけました。
上越市(新潟)に転勤しても事態は変わらず。
田舎暮らしがどうしても慣れなかったのは、このスーパー初体験が紀ノ国屋であったことなのではと今では思います。
イギリス暮らしが全くストレスがなかったのは徒歩圏内にウエイトローズという良いスーパーがあったからでしょう。
36年ぶりの紀ノ国屋はやはり素敵なスーパーでした。
そうそう、大学生の時に教育実習のお礼にメロンを買おうとして5000円持っていたのですが、5000円以内のメロンが見つからず、8000円のメロンを取り置きしてもらおうとしたら
「どうぞお持ち下さい。お金はまたの時で結構です」と言われました。
東京の底力みたいなものを感じました。