日本人の英語って・・・。
本年度アカデミー賞の助演女優賞に、「バベル」という作品で菊地凛子さんがノミネートされましたよね。
あるワイドショーでそのノミネート発表の映像を流してたんですけど、
「リンコ・キクチ イン “バベル”」 と発表したときの字幕スーパーで、
「リンコ・キクチ ブラボー!」
と訳してました。
発表者がノミネートした女優に、しかも他国の無名女優に対して、いちいちブラボー!なんてもてはやしたりしないのに、最低の誤訳・・・。
たしかに日本人の助演女優賞のノミネートは49年ぶりの快挙、このワイドショーがいかに浮き足立ってるかがわかりました。
白いシャツを指して「これ英語でなんて言うの?」って聞いた日本人が
「ホワイトシャツ」
と英語発音で教えられて、
そうか、“ワイシャツ”って言うのか、
と理解した文明開化華やかなりし時代からぜんぜん進歩してないような気がします。
たとえば、大リーグに進出する日本人野球選手が、地元アメリカで記者会見を受けたとき。
「○○選手は流暢な英語で報道陣に答えていました」
「○○選手は得意な英語で自己紹介していました」
「○○選手はたどたどしいながらも英語で受け答えしていました」
など、必ず、“英語で答えていた“という事を報道していませんか。
これが中国人選手が英語でスピーチしてたらどうですか?
フランス人選手が英語で受け答えしてたらどうですか?
それを中国やフランス国内で報道する際、いちいち“英語で話してました”とは、報道しないでしょう。
アメリカでの記者会見で、英語で話すのは当然だから。
しかし、日本では英語を話したら、特別なこととして報道されちゃうんですね。
日本人にとって“英語を話す”ということは、まだまだ特別なことなんですね。
戦後62年、21世紀になっても、日本人の英語力っていうのはこんなもんなんですね。
ぼくも高校の時には英語はクラスで1番、学年でトップクラスだったこともあるんですが、いまぜんぜんしゃべれません。
特に、ヒアリングができないですね。
駅前留学とかの学校で一度しっかり勉強したいです。
そういえば、昔、イアン・フレミングの007シリーズ「ドクター・ノー」の原作本を
「イアン・フレミング著 “医者がいない”入荷しました」
って店頭にマジックで書いて宣伝してた古本屋があったっけ・・・。