( 言ってることが違うじゃん )





そう思ったのにはもちろん理由があって

更に遡ること数年前
所謂倦怠期とかいうやつなのか
いや、私は
何も変わってないつもりだった
付き合い始めて2、3年が経った頃から
だんだんしない日が増えていった
会えばしない日はないくらいだったのに
その頃には、週末3日間一緒に寝ていても
一度もしなくなっていた

することだけが好きの全てじゃないって
もちろんわかってたつもりだったけど
自分が求められているシアワセを
少なからずそこから感じてた私にとって
それはただただ不安でしかなくて
もう私とはしたいと思わなくなったのかとか
もう私のこと好きじゃなくなったのかとか
いつかいなくなっちゃうんじゃないかとか
そんなことばっかり考えるようになった
そんな時期がしばらく続いたあと
意を決した私は
自分の想いを彼に伝えることにした





『 そんなにしたいの?
  しなきゃダメなの? 』




ちょっと怒ってるような
私を軽蔑するかのような目をして
彼から言われた忘れられない言葉


それから私は
自分から求めることをやめた