原因があって結果があります。

つまり、

当該ご子息の成績を伸ばす

には、

その子を知り、

分析し、

対策をまとめれば良いわけです。

そして、実行。


こう書くと、

それだけの簡単なこと


のように思えます。


私にとっては簡単ですけど。


対策が間違いでなければ

実行は、

ほぼ、問題なく進行されていきます。


つまり、うまくいかないことを

一般論で語ることは

ほぼほぼご法度です。


学年、時期、単元、などによって、

コレコレこういう傾向があります、

とか、

こんなことは、よくあります、

とか、

これをしてはいけません、

とか、

できる子は、どうしてるのか、

とか

全部聞いていると、 

何をしたら良いか

わからなくなる

例の話。


全体の傾向。


全体的な話ほど

意味のないものは

ありません。


だいたい、

同じような結果、になったとした

そのときにも、

子によって

原因が異なることはよくありますから。


その子の特有の問題が

何かあります。

必ず。

成績、学習効果について、

当該生徒(子)の問題点は、

だいたいパターンとなるような要素が

何種類もあり、

それが組み合わされているような

イメージですが。


何がどう組み合わされているかによって

ほどき方が異なりますから。


そうはいっても、

わずかにでも

様子を

直接見聞きすると

わかる人間であれば、

だいたい当たりをつけられます。


対して、

親は、一番

子を知ることが

できる立場です。

知っていることは、

それはそうですが、

しかし、

分析ができません。

分析が間違っているので、

対策も間違います。


よって、

対策をあまねく

皆さん間違えることになります。

よって、

圧倒的なミスリードになります。


すると、

問題解決が全くなされません。


これが、ある程度熱心な親の

ほぼ、すべての態様なのです。


結構努力されてますけど、・・・。


このようにして、

うまくいかない

負の螺旋がどこまでも

続いていくのです。


そうです。


簡単なのは、簡単にはなしが

できるのは

全体的な話。傾向。

毎年のことなので。

塾講師にとって簡単にできる話。

そして、

自分の経験談。


全く役に立たない、それです。


でも、お母さん方は、

みんなが、集まった空間で、

同じように頷いて、

みんな同じだと思い、

嬉しくなったり

安心されたりします。

また、できる子がしてる

そういうことを

取り入れなければ!!


母親あるある。


その対策は、 

やっぱり、


たくさん、勉強をしなければ、

いけない!

となり勝ち。


違いますよ!そんなの

そういう風潮を打破すること。

これが、肝心。


勉強をしたら、・・・

できるように、・・・

なる???


ものではありませんね。


何をどう、したら、がないとすれば、

どうにもなりませんから。

その子が

わかってないことが

具体的にわかり、

できていない原因や

わかっていることも含め、

具体的につかめるとします。


そうしたら、

そのだいたいの分析は、

あっているのかどうか、

を検証しなければ

いけません。


おそらくその検証行程が

だいたい皆抜けています。


結果として、うまくいかない、に

行き着いてしまいます。


検証作業についての

言及ができる方を探すのが一番です。


塾講師でも

そこまでの考えは

だいたい皆できていませんから。

塾講師が得意なのは、

いつもの、全体的な話だけ。


だから、

それを

親がわかること、

そして、

その考え方が

唯一正しいのだ、と

啓蒙しなくてはいけない。


というはなしです。


明日を担う子供のために。


(続く)