投降求めるロシア、拒むウクライナ マリウポリの攻防は最終局面 | 戦車兵のブログ

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ロシア軍に包囲され殲滅される覚悟で徹底抗戦をするウクライナ兵。

 

口で徹底抗戦なんて気軽に言うのとは明らかに違う本当の意味での決死の覚悟での戦いだ。

 

糧食も無く、弾薬もなく・・・あるのは祖国を護る維持と誇り・・・侵略者ロシア兵の士気とは違いウクライナ兵の士気は高いようだ。

 

降伏し投降するのは簡単かも知れない、しかし・・・投降は恥と思うのかそれとも戦って死ぬ方が・・・・このウクライナ兵の敢闘精神はネオナチとか批判する奴等には判らないだろうね。

 

純粋にロシアの魔の手から祖国を護るという気概がなくて決死の覚悟で戦えるだろうか・・・。

 

 

以下毎日新聞より転載

 

 

ロシア国防省は16日、ロシア軍に包囲されたウクライナ南東部の要衝マリウポリで「都市部全域からウクライナ側の戦闘員を一掃した」と発表し、残る戦闘員に投降を呼びかけた。

 

マリウポリ当局が17日に投降を拒否することを表明すると、露側は「これ以上抵抗を続ければ全員を排除する」と警告した。

 

露軍が包囲してきたマリウポリでの攻防は最終局面を迎えている。

 

 

 ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、ウクライナメディアのインタビューで「自国の領土や国民を取引の対象にはしない」と述べ、あくまでも徹底抗戦を続ける構えを見せた。

 

さらに「我々の軍部隊が全滅させられた場合、(ロシアとの)全ての交渉は終わる」と語った。

 

 インタファクス通信によると、露国防省のコナシェンコフ報道官は16日、マリウポリの情勢について、都市部からウクライナ側戦闘員を一掃した上で「残存部隊を(市内の)アゾフスタリ製鉄所敷地内に閉じ込めている」と説明。

 

「武器を捨てて降伏するのが自らの命を守る唯一のチャンスだ」と投降を求めた。

 

タス通信によると、露軍は16日、モスクワ時間の17日午前6時(日本時間17日正午)から午後1時までの間、製鉄所内に残るウクライナ側戦闘員の投降のために一時停戦することをウクライナ側に提案した。

 

 

 これに対し、米CNNによると、マリウポリの市長顧問は17日、「防衛を続ける」と投降を拒否する姿勢を通信アプリ「テレグラム」で表明。

 

部隊を製鉄所内に閉じ込めたとする露軍の主張を「事実でない」と否定し、製鉄所から5キロ離れた場所で戦闘が続いていると主張した。

 

露国防省は「(ウクライナ政府が)降伏に関する交渉を禁じたと無線で傍受した」として「抵抗すれば全員を排除する」と表明した。

 

 

 ゼレンスキー氏は16日夜、テレグラムに演説の映像を投稿。露軍による降伏要求には触れなかったものの、露軍は「マリウポリにいる全ての人を破壊しようとしている」として「解決の道を見つけることはとてつもなく難しい」と主張した。

 

 ウクライナのベレシチューク副首相は17日、マリウポリから民間人が避難するための「人道回廊」についてロシアと合意できず、「今日は設置できない」と明らかにした。

 

 露軍の攻勢はマリウポリを含むウクライナ東部のドネツク、ルガンスク両州が中心になっている模様だが、首都キーウ(キエフ)近郊や西部リビウ州へもミサイルによる攻撃が続いている。

 

【真野森作(カイロ)、五十嵐朋子】

 

                                    (毎日新聞)

 

 

私がもしマリウポリのウクライナ兵で、この状態で包囲され食料も弾薬も無く、援軍も見込めず撤退も不可能な状況ならどうするだろうか?

 

戦うしかないだろうね。

 

例え絶望的状況で勝利は無くても・・・・最後の最後まで戦って戦って死んでやる。

 

一人でも多くの敵兵を血祭りにあげて、ロシア兵がこれから後も戦う時に恐怖として甦るくらいのトラウマにしてやる。

 

弾が無ければ白兵戦だ、銃剣格闘でも徒手格闘でも戦ってやる。

 

もし撃たれて負傷したなら捕虜になるくらいなら自決する。

 

生きて虜囚の辱めを受けずだ。

 

捕虜となりシベリアへ抑留されたり、カティンの森事件のようにロシア兵に処刑されるくらいならその方がいい。

 

日本がロシアに侵攻されりたら・・・・私がその時にこの世の人でなくても幽霊になっても幽撃戦で戦ってやる。

 

それぐらいの覚悟ではないと祖国は護れない憲法九条ではロシアのミサイルは防げないのだから。