映画で観る真珠湾攻撃『ミッドウェイ』 | 戦車兵のブログ

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もうすぐ真珠湾攻撃から80周年である。

 

真珠湾攻撃を扱った映画やドラマは数多くある。

 

映画「ミッドウェイ」は2019年公開の映画で比較的新しい映画である。

 

この映画は迫力はあるが実機とかは使われていないし・・・・。

 

支那資本の映画でもあって、そもそも真珠湾攻撃が題材の映画ではないんだけどね。

 

 

ミッドウェイ』(原題:Midway)は、2019年制作のアメリカ合衆国の戦争映画。

 

太平洋戦争中の1942年にミッドウェー島付近で行われたミッドウェー海戦を題材にした映画。ローランド・エメリッヒ監督。

 

 

アメリカ海軍駐日武官として東京に駐在していたエドウィン・レイトンは山本五十六から「日本を追い詰めるな」と警告を受けた。

 

その数年後の1941年12月、日本海軍の機動部隊が真珠湾を空襲し、大東亜戦争が開戦。

 

空母エンタープライズのディック・ベストたちは日本艦隊の追撃に向かうが空振りとなる。

 

戦艦アリゾナに乗艦していたベストの親友は戦死する。

 

 

山本は南雲忠一が真珠湾の燃料タンクを破壊しなかったことに不満を抱く。

 

新しく太平洋艦隊司令長官に任命されたチェスター・ニミッツは、日本軍の攻撃を防げなかった責任を感じ実戦部隊への転属を申し出たレイトンに引き続き情報分析を担当させる。

 

エンタープライズはマーシャル諸島を攻撃し、ベスト機の爆撃で飛行場を破壊する。さらに空母ホーネットから発艦したドーリットル隊が日本本土を空襲し、山本は米機動部隊を撃滅するためMI作戦を計画する。

 

レイトンの部下のロシュフォートが日本海軍の暗号を解読し、攻撃目標はミッドウェー島だと突き止める。

 

アメリカ軍は珊瑚海海戦で損傷した空母ヨークタウンを突貫工事で修復し、空母3隻をミッドウェー島近海に配備する。

 

 

そして運命の日。

 

アメリカ軍は日本艦隊を迎え撃ち、大きな犠牲を払いながら空母赤城・加賀・蒼龍を撃破する。

 

飛龍からの反撃でヨークタウンが大破するが、ベストたち生き残りのパイロットによる最後の攻撃で飛龍も炎上し雷撃処分される。

 

 

山本は「ミッドウェー島を艦砲射撃すべき」という進言を却下し撤退する。

 

ハワイの米太平洋艦隊司令部は日本側の無線を傍受して、初めて自分たちが勝ったことを知る。

 

 

 

日本海軍の艦船については、戦艦大和をはじめ、空母赤城、飛龍など、機動部隊に随伴する多数の大小艦艇が登場し、対空機銃の形状にいたるまで、そのほとんどがよく再現されている(飛龍の艦橋形状などに多少の誤りは見られるが)。

 

 

空母加賀のみ、飛行甲板に日の丸がマーキングされていなかったり、艦橋が左舷にあったりと史実とは決定的に異なる描写が見られる。(実際の加賀の艦橋は右舷にある)また、遠景のみ登場する空母蒼龍は飛龍と同型になっているのか、船体のほぼ中央に艦橋が配置されている(実際の蒼龍は右舷の艦首よりに艦橋が配置されている)。

 

 

また本作では、米航空部隊が見事に急降下爆撃で日本空母を仕留めたことについて、実際には当時の米軍パイロットの技量は拙劣で、緩降下爆撃しかできなかったという一部書籍の指摘があるが、戦前から急降下爆撃を研究して1919年に初めて急降下爆撃を実現したのはアメリカ陸軍航空隊であり、史実においても急降下爆撃が実施されている。