映画で観る待ち伏せ攻撃 | 戦車兵のブログ

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元陸上自衛隊の戦車乗員である戦車兵のブログ
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映画「プラトーン」はベトナム戦争を描いた名作だ。

 

監督のオリバーストーン自身がベトナム戦争の従軍体験がある。

 

だからこそのリアルな戦闘シーンはとても勉強になった。

 

私が所属していた戦車中隊では「ブラトーン」を見せ、そこから戦訓をなど教育していた。

 

 

動画では歩兵小隊が待ち伏せ攻撃するシーンだが、このシーンを見て大事なことは何かと質問されたのを覚えている。

 

歩哨の申し送りの徹底と、居眠り厳禁と答えた(笑)。

 

申し送りをしっかりしていないと新兵のしかも初めての待ち伏せの時にどうしたらいいのか解らないし動けない。

 

居眠りはね・・・・・死刑だね。

 

指向性地雷を使った待ち伏せシーンとかベトナム戦争を描いた映画では初めてではなかったろうか?

 

 

 

この映画は衝撃的なシーンも多々ある。

 

ポスターのシーンは今見ても胸が詰まる。

 

 

仲間に撃たれ戦場に置き去りにされ、ヘリで撤退する仲間の前で・・・・・。

 

映画史に残る名シーンだと思う。

 

 

プラトーン』は、1986年公開のアメリカ映画。製作会社はオライオン・ピクチャーズで、監督・脚本はオリバー・ストーン。

 

出演はチャーリー・シーン、トム・ベレンジャー、ウィレム・デフォー。

第59回アカデミー賞 作品賞、第44回ゴールデングローブ賞 ドラマ部門作品賞受賞作品。

 

タイトルの「プラトーン」は、軍隊の編成単位の一つで、30名から60名程度で構成される小隊の意味である(本来の発音に近い表記はプラトゥーンである)。

 

 

ベトナム帰還兵であるオリバー・ストーンが、アメリカ陸軍の偵察隊員であった頃の実体験に基づき、アメリカ軍による無抵抗のベトナム民間人に対する虐待・放火、虐殺や強姦、米兵たちの間で広がる麻薬汚染、仲間内での殺人、誤爆、同士討ち、敵兵に対する死体損壊など、現実のベトナム戦争を描く。