“島奪還を想定”空挺レンジャーの極限訓練 | 戦車兵のブログ

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“島奪還を想定”空挺レンジャーの極限訓練は精強無比の空挺団の空挺レンジャーを紹介したものだ。

 

尖閣諸島周辺で活動を活発化させる中国を念頭に、占領された島を奪還する訓練を行っている陸上自衛隊・第1空挺団。

 

そこに所属するのは陸上自衛隊の精鋭「空挺レンジャー」。

 

レンジャーを目指す隊員が挑む極限の訓練に密着した日本テレビのニュースから。

 

 

第1空挺団、対馬警備隊等は部隊に占めるレンジャー資格者の割合が極めて高く、「即応性を高めた精鋭部隊」という点では、米軍のレンジャー部隊と同様の機能を求められていたが、常設の部隊としては西部方面普通科連隊(西普連)におけるレンジャー小隊が創設されるまで存在していなかった。

 

 

 

陸上自衛隊における正式な課程教育としては、陸上自衛隊富士学校の「幹部レンジャー課程」及び空挺教育隊の「幹部/陸曹空挺レンジャー課程」がある。

 

 

これらを修了すると、付加特技「r(レンジャー)」及び「レンジャーき章」が付与される。

 

 

これらの教育課程を一定基準以上の成績で修了し、相当とする成績を収めた者は、「教官適任証」が与えられる。

 

 

なお、幹部レンジャー課程卒業者及び教官「適任証保有者」は徽章が金色となる。

 

 

一般部隊から第1空挺団へ転属した隊員のうち、「部隊レンジャー」を修了している隊員に関する規定

 

  1. 陸曹になってから「部隊レンジャー」を修了した隊員は、現在、「陸曹空挺レンジャー課程」は免除されている。但し、本人が受講を望む場合はこの限りではない。(過去においては必須であった。)
  2. 陸士で「部隊レンジャー」を修了し空挺団に異動した場合、資格は取り消される。陸士の「部隊レンジャー」を修了し、陸曹昇任後、空挺団に異動した場合、「陸曹空挺レンジャー課程」の受講が必要である

 

 

空挺団に所属する幹部及び陸曹は、基本的に「空挺レンジャー課程」修了を求められる。

 

経歴管理上、教育に参加できなかった隊員も存在するが、資格があるにもかかわらず未了者は他部隊への異動対象となる。