もう、何度か言った通り、北海道の内地に住んでる俺のとこは被害がありませんでした。

それ自体は喜ばしい事。

テレビが通常に戻っても勘違いしてはいけない。

被災地では皆さん協力しあって頑張っておられる事でしょう。

応援しています!

そんな中でも、ここ北海道ではいまだに水を買い占める人がいる。

水に放射性物質が含まれているとか、そういう報道があってすぐに、赤ちゃん用の水が一人の客によって買い占められた。

なんとも思わないのか。

赤ちゃん用の水は、地震発生からちっとも売れなかったけど、昨日から急速に問い合わせが増えた。

ここで、本当に必要としてる人は何人いるのか。

もちろん、送るためという人もいるだろう。

しかし、全員ではない。

北海道は、普通の水がでる。

昔は煮沸してミルクの水としていたのに。

便利な世の中はいいけど、昔の当たり前が今では不便になってしまっている。

必要じゃない買い占めを見ると、人の汚ない部分を見たようで嫌な気持ちになる。


今日、ある有名飲料の企業の人と話をした。

北海道に物を送るより、関東、東北へ送る方針になったそうだ。

北海道では、さらに買い占めは厳禁になる。


そして、不足しているのは子供用オムツだけではない。

大人用オムツも不足してきた。

大人用オムツの買い占めもあるのだ。

介護施設で仕事をされてる方とよく話をするが、本当に困っているようだ。

全員が普通のペースで買えば在庫数は問題ないのに、一部の買い占めによって全体に物が行き渡らない。


ローソクや電池、計画停電のない北海道に本当に必要ですかね。

カップ麺をなん十個も持ってきて、個数制限を知り、ふてくされて一個も買わずに帰るお客様。

本当は必要ないんでしょ?

送るためでもなく、ただ自分の安心のために買って行かれるお客様はなんとも思わないのか。


今日も俺はシャワーで体を洗い、電気のついた部屋でベッドに入る。

ローソクも水もカップ麺も電池も必要のない環境で眠る。

俺が特別な環境にいるわけではない。

大変な状況の方もいるなかで、ここではそれが普通な事なのに…。

買い占めは必要のない環境なのに…。