なんたる矛盾かショック!

ここは北海道ですニコニコ
しかも内陸部ですニコニコ
被害はほぼないと言ってもいいかもしれませんニコニコ

それなのにまとめ買いが発生していますむっ

そんな人が募金してるのを見ると、なんだかなー、と思いますかお

いったいどれくらいの人が本当に商品を求めているのかかお

ここは計画停電もない、電気も通ってるし、蛇口をひねれば水もでますかお

でも、ローソクも電池も赤ちゃんのオムツも懐中電灯も在庫がありません。

店に在庫がないのはもちろん、北海道の問屋に在庫がないのです。

そういう異常な状態なので、個数制限をして販売しております。

そして、今日。
お客さんのおばあちゃんが電話をしながら来店しました目

なにやらオムツを探しにきた様子目

「おばあちゃんだよー!オムツ買いにきたからねー!飛行機が飛べるようになったら、おばあちゃんそっちに行くからねー!」

と、電話で言っています目

電話が済んだおばあちゃんを接客しましたニコニコ

聞くと、娘と孫が東北で、避難所にいるのだそう。

おばあちゃんはオムツを5個ほしいと、言いました。

しかし、個数制限がありますショック!

二個までしか買えませんショック!

俺はこういう人にこそちゃんと買ってほしいと思い、

「一度二個だけ買って、またすぐきてください」

と言いましたニコニコ

一度に買わせなかったのは、周りの目があるからですショック!

おばあちゃんに嫌な思いをさせたくなかったので、その手段を提案しましたニコニコ

二個だけ買ったあと、おばあちゃんは満面の笑みでまた来てくれましたニコニコ音譜

会社としてはやってはいけない事だし、店長にも見られていました目

しかし、なにも言われませんでしたケンケン

被災地に送れるのはいつになるかはわかりません。
それは、おばあちゃんも俺もわかっていました。

「被災地の孫のために」

というのがわかると、個数制限なんてないようなものです。

おばあちゃんの笑顔でこっちも嬉しくなり、本当に最高でしたニコニコアップ


そして、もう一組、年配夫婦の話です目

新生児用のオムツとおしりふきをまとめ買いしようとしていました目

個数制限を守り、二人で四個のオムツニコニコ

「送られるんですか?」

と、聞くと、

「いえ、昨日、娘のとこで産まれまして。オムツがどこもないから、やっとここにあってよかったです。」

との事DASH!

そうなんです。

不要なのにまとめ買いする人のせいで、こういう風に買えない人もいるんだと知りました目

とにもかくにも、普通の生活ができている地元です。

みんなの協力で、少しでも多くの人に物がいきわたるようにしたいものですねシラー