11月22日(1回目)
⚫︎本日のコンディション
・アムルビシン3日連続点滴の翌日
・ジーラスタ注入当日の午後
・便秘中
部屋の中に何やら巨大なドーナツ型の機械がドーンと鎮座している…。見た目はCTの機械みたい。指示に従って台に仰向けに寝て位置合わせが終わると、機械から透明な液体が入ったパッドが下りてきた。中身は水で低温火傷を防ぐため冷却水で保護するのだそうですが、これが重い…。体との間に隙間ができないように、お腹側と背中側からギュウギュウ挟まれて苦しいっ。フン詰まりの腹が破裂しそうだ。
そして腹が熱くてヒリヒリする。施術前の診察で担当医とこんな会話があったのを思い出したよ。
医「肉付きのいい方は、低温火傷のリスクが上がります。」
私「私は肉付きのいい部類に入りますか?」
医「はい。←即答かよ。熱いと感じたら、出力を調整するので、我慢せずに言ってください。」
そんなわけで、腹がヒリヒリするのは覚悟していたし、技師の方にも申告して防護材を足してもらったりして何とか耐えていたのですが、腹の中の重苦しさも半端ない。頭もぐらんぐらんする…。帰りの電車で立ってるのも無理な感じ。トラウマになりそうだわ。
11月29日(2回目)
⚫︎本日のコンディション
・アムルビシンの副作用からはすっかり回復
・食欲も普通にあり
・便秘解消済み
前回、相当しんどかったので、機械を見た時は一瞬身構えました。1回目の技師さんが申し送りしてくれたのと、自分からも「前回かなり熱くて、まだヘソ周りがヒリヒリしているので、ガッツリ保護してください。」とお願いしました。その甲斐あってか、拍子抜けするほど何ともない。腹は相変わらずヒリヒリするけど、我慢できないほどではないし、何より技師さんと雑談ができる!機械の仕組みとか、今出力はどれくらいかとか、機械を操作してるのは何という職種の人かとかetc.
前回とは術前の体調が天と地の差で、術後のダメージも月とスッポン。ヘソ周りのヒリヒリも含めて、ほぼノーダメージ。やっぱり前回は抗がん剤の影響な気がするな。
雑談から分かったこと…
・パッドの上の電極から、ラジオ波が発生して、体深部にある患部に照射する。
・ラジオ波ががん細胞の水分を振動させて加温する(電子レンジみたいなもの)。
・今回の担当してくれたのは、放射線技師さんだけど、資格を持つ看護師さんがやることもある(施設による)。
・目標出力は1000wで、前回は400wまでしか上げられなかったが、今回は600wまでいった。
うーん。まだいけそうな気がしていたけど、出力は目標の6割か…。MAXまで上げたらどうなるのかな。