真夏のような暑さもどうやら一段落して、ようやく長袖の服が着られるようになりました。いつの間にかセミの声も聞こえなくなったし、外に出ると秋の香りが。
この時期、においの強いオレンジ色の植物というと…コレでしょうか。
キンモクセイ。
東京に来るまではそう思っていたのですが…でも!東京にはもう一つ、横綱がいた!それは…
イチョウ(ギンナン)←都の木だからあちこちに植えてある。
誰かがホウキ🧹で木の根元に寄せておいてくれたみたいだけど、雨が降った翌朝なんかには、ゴロゴロ落っこちてるし、おまけに最近、街路樹の剪定作業があって、たぶん片付け切れなかったのでしょう…あっちこっちに転がっている。それが歩行者や車に踏まれて潰れて辺り一面にくっさ~いにおいが充満している。
「今年もまたこの季節がやってきたか」と思いつつ歩道に転がっているギンナンを踏まないように避けながら歩いていると、時々どこかから、ふわっと金木犀の香りが漂ってくるのでした。
オレンジ色の悪臭と
オレンジ色の芳香の
微妙なハーモニー。
…においの強さは悪臭に軍配かな。