9月7日(土)。ハイパーサーミア学会の市民講座を聞きに行ってきました。
8月末のCT検査で、増悪傾向であることが判明し、主治医氏にもう一度カルパクをやるか、別の点滴薬を試してみるか、と聞かれ、それぞれの薬のデータや、効果が見込めそうかと言った話をして下さったのですが、どうもあまり思わしくないような感触。
カルパクは、3か月以内に増悪して再投与した場合、治療成績はあまりよくないらしい。私は5月に6クール目が終わったから、ちょうど3ヶ月…。今やったとしても、あまり効かないかも…。
もう1つの点滴薬は、肺がんの薬らしいですが、この3年間で10~15人くらいの胸腺がんの患者さんに使用して、効いたのは1人だったとか。統計というには母数が少なすぎて参考程度とはいえ、以前にも肺がんの薬(アリムタ)を試して効果がなかった実績もあるしな…。
そんなこんなで、ハイパーサーミア、試してみる?と思い情報収集に出かけたのでした。高校の時からの友人が一緒に行ってくれて、質疑応答でも質問をしてくれて、すごく心強かったな。一人だったら憂鬱だし心細いし、尻込みして、行くのやめてたかも…。
主治医氏も、緩和ケアの先生も、ハイパーサーミアには否定的で「効かないと思うけど、上手くいかなくても毒にはならないから、やりたければやってもよい。」というスタンスなので、あんまり支援を期待できないんだよね。興味ないからそもそも情報を持ってないようだし。そんな孤独感もあったので、一緒に来てくれた友人には感謝です。
講演者の先生も、放射線や化学療法の効果を増強するのが目的と言っていたので、効きが悪くなってきている点滴薬と併用するの、アリかもなぁ。