やっと病院終わった。昨日の夜中にポチッとやってみたオーラ診断、当たってた。これからはカシスオレンジをマイ・ラッキーカラーにしよう。
12月の中旬に、マンモグラフィーの結果で「左右非対称陰影」のD判定(要再検査)を食らって、めちゃくちゃ凹んでいた。まさかのダブルキャンサー⁉️そんな人、滅多にいない‼️…こともないな。現に仲のいい同僚にいた。年は私より若かった。そして亡くなった。彼女も検診で見つかって、ステージ1で手術して、術後抗がん剤治療も頑張ってたのに。そして卵巣にも腫瘍が見つかった。乳がんの転移ではない、と医師に説明されたそうだ。乳がんステージ1の10年生存率って、90%以上なのに?!
私は今は普通に生活しているけれど、やっぱり心身ともに綱渡り的なところはあって、服薬中は体調が不安定になるし、心の奥底に張り付く不安感がいつ表に出るか分からない。
サーカス🎪の綱渡りのパフォーマーは、普通の人が道路に引かれた白線の上を歩くのと同じくらいスッ、スッと綱を渡るけど、バランスを取るための、長い棒を持っている。そして風の影響のない、良好な環境でのパフォーマンス。
ガンカンジャーも、それぞれが自分なりのバランス棒を持って、日常生活という綱渡りをしている。持ってる棒は目には見えないし、白線を踏み外さずに歩いてるから、知らない人から見たら普通の人と変わらないように見えるだろう。
でも、マンモのD判定は、危ういバランスを吹き飛ばすのに十分な風だった。バランス棒も取り落とすくらいの風だ。結果をもらってから数日後にようやく「…そう言えば11月にCT撮ったけど、何も指摘されなかったじゃん。」と、脳みそからの囁きで、辛うじて気を取り直したけど、おかけで年末年始はずーっと鬱々悶々。
今日は通院日だったので、その結果と検査機関からもらった画像CDを持って受診。研修医の先生もいたけど、診察室に入ったときはどんよりオーラをまとってたね。主治医氏に事情を説明して、検査結果とCDを渡すと、CDを確認するまでもなく、
医「ああ、それは気にしなくて大丈夫です。」
…何故にそうキッパリ?
これが「こんなのもらう人いっぱいいるし、ほとんどの場合、何でもない。」というような、理由にもならない理由だったら、「何、コイツ」と思っただろうが、さすが主治医氏、その後が違った。
医「◯◯さん、11月にCTやって、所見なしでしたよね。マンモよりCTの方が精度が高いので、それで指摘されなかったんだから、大丈夫です。」
なるほど。ということは、私が自分を支えるために記憶の片隅から引っ張り出してきた「11月のCTでは何も言われなかった」は的外れではなかったってことか。
そしてここで終わらないのが主治医氏のスゴいところだった。11月のCTの画像を呼び出して、更に説明してくれたのだ。
医「ここに側副路があるでしょう。今見ても他に怪しいところはないし、多分、こういうのが映ったのだと思います。」
そうか、側副路か!だったら左右非対称でも不思議はない。この時点でだいぶ気が楽になってはいたけど、主治医氏は続けてこう言った。
医「2月にまたCTやるので、その時にもう一度ちゃんとチェックしてもらいましょう。」
…こないだやったばかりなのに、またCTか。胸に異常がないかは確かめたいが、原発巣と転移巣の健やかな成長は見たくない。ジレンマだ。
でも今日のところは、ベソをかきながら現れた私の話を、我慢強く聞いてくれた看護師さん。
去年から持ち越したモヤモヤをバッサリ斬ってくれた主治医氏。
そしてそれほど的外れでもない思考を働かせてくれた私の脳みそ。
三者に乾杯だ!
譫妄珈琲店へ行こう。
まずはビール。
クリスマス用のビールみたいだけど、冬季限定なので。
ソリを引くのがトナカイじゃなくて、ピンクの象というのがシュールだ。