仕事の関係で、年に1度は中国の同業者のレポートを読む機会があります。私の仕事は図書館の司書なので、先方のレポートの内容も図書館の話なのですが…最近は図書館とはいえITと無縁ではいられないのですよね。インターネットでサイトを見れば、オンラインの蔵書目録に始まり、画像データベースや、他機関との連携などなど、次々と新しい機能を実装しています。コロナの影響で非来館型のサービスにも拍車がかかって、新しい試みを始めるので、レポートにもIT用語がバンバン出てきます。
何がキツいって、そもそも私がベタベタの文系でこういう情報技術に疎いのに加えて、中国語だとIT用語も全部漢字に翻訳されて出て来るってこと。対して日本語の方は、英語を翻訳して使うことを、とっくの昔に放棄しているので、文系人間にはちんぷんかんぷんのカタカナ言葉が並んでいる。云计算、これはまだ分かる。雲計算→クラウドコンピューティング。
应用接口 アプリケーションインターフェイス
智能化 スマート化
物联网 IoT
语义网 セマンティックウェブ
关联数据 リンクトデータ
互联互通 インタラクティブ
数据仓储 データウエアハウス
日本語(になってないけど)の用語も知らないのにどうやって訳せばいいのか⁉️
幸い最近の自動翻訳は精度が上がっているので、単語レベルならGoogle翻訳でかなり訳せます。それでも中国語から直接日本語に行こうとすると上手くいかなかったりするので、間に英語を挟んだりと、ちょっしたコツは要りますが。
で、ようやく何とか日本語らしき言語に訳しても、カタカナ語が満載で何を言ってるのかよー分からん💢。セマンティックウェブって何なの⁉️で今度は日本語のIT用語辞典を調べて…翻訳するのに昔より時間がかかるようになりました。
10年ひと昔と言いますが、10年、15年前はこんな言葉なかったもんなぁ。言葉はすごいスピードでどんどん新しく生まれてくる。ついていけんわ〜。