三大(四大?)仏の後は、忍者寺という異名がある妙立寺へ。ちょっと変わり種だけど、観光スポットとしてはこっちの方が人気みたいで、見学者がたくさん。
お寺の山門って、普通は楼門だけど、入り口からしてお寺の門らしくない。どこかの関所の門みたい。
最終16時からの見学に申し込み、ガイドさんについて建物の中を見て回ります。何でガイドさんがいるのかというと、カラクリがたくさんあって説明が必要なのと、多分…迷子になるからでは。中の構造が複雑で、どこがどうつながってるのか分からない
。売店にはこんな冊子が売ってました。その名も「からくり攻略の書」
ガイドさんの説明によると、江戸幕府ができたばかりの頃、世の中はまだ安定していなくて、外様の大大名は、謀叛を起こすのではないかと疑われていたそうです。そこで万が一、徳川方に攻め込まれても防衛できるように、忍者屋敷のように寺の中のあちこちに落とし穴とか、脱出口とか、隠し部屋etc.が作られているそうです。寺の体裁はしてるけど、お堂の上に物見櫓のような部屋があったりと、寺というより出城として作られたのではないかということでした。
実際には戦は起きなくて、仕掛けが今まで保存されたワケだけど、こんなにあちこちにいろんな仕掛けを作るって、最初は本当に軍事的な戦術を考えて作ってたのかもしれないけど、やってるうちにだんだん仕掛けを作ること自体がオモシロくなってきたんじゃないか…?と疑ってしまう。「次はどんなん作ったろかな?」みたいな。
御朱印もいただいてきましたが、ご本尊の記憶が全くない。御朱印も、普通だったらご本尊の名前が書いてあるところに「立正安国」って書いてある。
…仏さんいなかったのかな?ヘンなお寺だったな。
そしてこの日の歩数は…