私は図書館に勤めていて、いろいろな本の書誌データを作成するのが仕事です。どれくらいいろいろかというと、さっき自費出版の文芸書を見ていたと思ったら、今度は日本語で書かれていてもサッパリ意味が分からない情報工学の技術書とか、文字より数式の方が多い数学の専門書とかを見てるし、その次の山には画集や写真集があったり、いま流行りの鎌倉時代関係の本とか、SDGsの本とか、そらもー「ありとあらゆる」という感じです。そんな本の山が毎日途切れることなく延々と続くのだ。
そんな中で、今日は看護学で「せん妄対策」について書かれた本がありました。タイトルの中にテーマになるワードがズバリ入っていたので、主題分析は見た瞬間に終わるくらい簡単なのですが…。件名を付与するために典拠DBや参考図書を見ていたら「せん妄」は英語でDeliriumと言うらしいことが分かりました。
読み方は多分「デリリウム」だよね。どこかで聞いたことあるぞ。そう。仕事帰りにたま〜にご飯を食べに行く、ピンクの象が目印のあのお店!デリリウムカフェ!
ベルギービールの種類が豊富で、料理も普段は食べられないような、珍しくて美味しいものが食べられるのでお気に入りのお店なのですが、すゑひろがりず風に和風変換すると、
譫妄珈琲店
になるのか!?
うーむ。がんの末期にはかなりの確率でせん妄が出るようですが。知らなかったとはいえ、ガンカンジャーが譫妄珈琲店に通っていたとは。神のお導き?いや違うだろ。まぁ何らかのご縁でしょうから、これからもビールが飲みたくなったら行きます。
⭐️公式サイトの説明文に、「デリリウムカフェの中心的なビール「デリリウム・トレメンス」は、ラテン語で「アルコール中毒による幻覚症状」という意味。」と書いてありました。