今日はお茶のお稽古の日。前々から計画していた且座をやる日です。お軸も「且座喫茶(且く座して茶を喫せ=ちょっと座ってお茶でも飲みなさいよ)」。出典は臨済録らしいですが、この部分の前後を含めて原文を読んでもサッパリ意味が分からない。
茶道の方の且座は、東(亭主)、半東(亭主の補佐)、正客、次客、三客の5人で行います。東が濃茶、半東が薄茶を点てて、正客が花を活け、次客が炭をつぎ、三客が香を焚くというお役があります。私は今回は見学の予定だったけど、三客さんの都合が悪く欠席になったので、急遽お鉢が回ってきました。何をどうするのか全く記憶がないけど…。
正客さんが活けるお花。
桔梗、ススキその他が置いてあるので、その中から数本選んでカッコよく整えて、自分のセンスを頼りに即興で活けるのだ!
私の担当のお香は、こういう道具を使います。
真上からなのでよく分からないですが、左側が香炉で、左端の紙箱に入っている炭団(たどん)に火をつけて香炉灰の中に埋めます。右側の正方形の箱は3段になっていて、中に香木が入っているので、これを上手いこと(細かい手順は省略)炭団の火にくべて、香りを出す。その後は正客から順に香を聞いて、やっとお茶が点てられます。もう足が痺れとる。
先生からの指導が入るので、通常の倍くらい時間がかかってるけど、正座つらい〜。お稽古なので、足を崩させてもらいましたが、こんなんじゃ正式なお茶会には行けませんな…。
お稽古が終わったら次は…続く。