木曜日。仕事の後にお茶のお稽古でした。正座できます。膝の問題は解決しそうだけど、別の問題が。それは体重増加
。そんなに食べてないつもりなんだけど、食べてるのかなぁ…。私はスー様の副作用ではないかと疑ってますが、証拠はない。体重が増えると正座で足が痺れやすくなるので、何とかしたい。
お稽古は、2組に分かれて、片方はお薄の運び、もう片方は長緒です。私はお薄の方。基本中の基本のお点前で、何度もやっているので、さすがにだいぶ身についてきましたが、炉と風炉の変わり目とかは頭をフル回転して思い出そうとするし、それでなくても何かのはずみでポカーンと手順が抜けたりします。割稽古のつなぎ目のところがアヤシイ。まだ体に染み付いてないってことなんだろうな。
この日のお軸は「歩歩起清風」でした。この五文字だけで意味を調べると「一歩あるくごとに清らかな風が起る」⇒清らかな心、徳のある人の行いは、周りの人に爽やかさを感じさせる、というような主旨の説明が出てきますが…さすが元々は禅語。上のリンクを開いてみると、前段に「檀越踏毘盧頂上行。此意如何(仏弟子が毘盧遮那仏の頭の上を歩く、どういう意味だと思うか?)」という禅問答的なセリフがあるらしい。
「弟子たるもの、師匠を超えるべく精進しなさいよ」という意味かな?と想像するのですが…何ていうか、表現が独特って言うか、どぎついと言うか。真っ先に連想した言葉が
俺の屍を越えてゆけ
だったよ…。禅語なのでこの解釈で合ってるのか謎ですけど。
難しい禅語は置いといて、お花はビヨウヤナギと京鹿子と縞葦でした。