先週の木曜日はお茶のお稽古日でした。12月に入ったので、お軸は定番の
「歳月人を待たず」
…としか読めないけど、何か違和感。何だ?
お花は白菊と黄葉した葉っぱ。

晩秋…というか初冬の風情です。
近所の公園のもみじもすっかりいい色。
今年はあんまり寒くないから、冬感が薄いけど、街はクリスマス🎄商戦に入ってるし、年賀状も売られてるし、時間は確実に過ぎている。オワリに向かって進んでいくのを感じる苦手な季節だな〜
。同じ理由で年度末も苦手。春はまだ桜とかいろいろ花が咲いてるから、のんびり気分にもなるけど、紅葉では盛り上がるというより、しんみりしちゃうな。

お稽古の方は、平日で時間も限られていたので、濃茶は一人だけで、他の人はお薄。前回のお稽古で記憶喪失を実感したワタクシは、今回は人のお点前をガン見して思い出すことにしました。
仕事終わりの抹茶は美味しいねぇ。ほっと一息ついてもう一度お軸を見ていたら、違和感の理由が分かったゾ!!!
「歳月不人待」って書いてあるけど、正しくは「歳月不待人」じゃん。
スッキリした…けど、何でだ?禅寺の和尚さんが書いた色紙だから、何か意味とか謂れがあるのか?!別のモヤモヤが生まれてしまったのでした。