お茶のお稽古が再開して、3回目。今回も炉の炭点前での炭のくべ方のお稽古。炭は本物の木炭を使ってます。それを金属の火箸で5つほどつまんで、順番にくべていくのですが、炭を置く場所や向きも決められています。
これを「煩瑣で面倒くさい決まり事」と感じる人もいると思うし、私もお茶を習う前は若干そんな風に思わないではなかった。けど、先生になぜそうするのかを説明してもらうと、実は合理的にそうしているんだな、ということが分かります。
炭を組む順番や向きも、火力や燃え尽きるまでの時間を考えてベストな配置として出来上がったもので、無意味な決まり事ではないのですね。目から鱗だ。
それにしても…丸くてそこそこ重たい木炭を金属の火箸でつまむのは結構大変。手のひらが攣りそうになったよ。
この日のお軸は「清秋竹露深」。
ウチに帰ってから禅語辞典を調べてみたけど、載ってなかった。禅の言葉じゃないのかな?
お花はこんな感じ。