鍼治療に行ってからまた戻り、19時から途中参加しました。通勤電車の沿線にあるとはいえ…ウチから職場まで12駅。職場から病院まで6駅戻る。そして再び6駅乗って職場へトンボ返り
。

すごろくのような足取りですが、休暇を消費せずに鍼とお茶を両立するにはこれしか方法がないのよね
。

今日のお軸は「薫風自南来」。素直に読めば「初夏の風が南から吹いてくる」程度の意味ですが…例によって禅語か?
もともとは唐の文宗が「人皆苦炎熱、我愛夏日長」(人はみな暑いのがツライと言うけど、自分は夏は日が長くて好きだ)と詠んだ後に、ある詩人が「薫風自南来、殿閣生微涼」(初夏の南風が吹いて、宮殿はそこはかとなく涼しいですもんね)と付け加えた合作の詩みたいですね。
文宗がどういう理由で「日が長いから夏が好き」と言ったのか分かりませんが、私も同じ意見です
。

昔は「寒い分には着込めばしのげるけど、暑いのはどーしようもない」と思っていたけど、目が悪くなってから暗いのが苦手になったので、早く暗くなる冬より夏の方が好きかな…。
お茶の話題から離れてしまいました。お花は白いヤマボウシと赤いヒオウギ。