先週のお茶のお稽古は利休忌の月なので、お茶湯(おちゃとう)をしました。お茶湯というのは、故人にお茶を備える茶事です。

表千家では3月27日に利休忌をやるそうですが、今月はもうお稽古がないので繰り上げてやりました。
 
お供えはこんな感じ。
軸には利休さんの肖像、お花は利休さんが好きだったらしい菜の花、右側の天目台に載ってるのがお供えのお茶です。
 
お菓子は朧饅頭。
満月みたい。菜の花と合わせて黄色尽くしですね。中身は普通のアンコです。
 
その後は打って変わって茶歌舞伎!闘茶ともいいます。私は初参加。利き酒みたいに3種類のお茶を用意して、試茶(試飲)を2種類した後、本茶が出ます。それを飲んで試茶の1番目か2番目か、どちらでもないかを当てます。それを3回繰り返し、誰が一番多く当てるか競う、ゲーム感覚のお茶事です。
 
初心者向きに、違いの分かりやすいお茶を選んでくれたみたいだけど、コレが結構難しい。結果はこのとおり。
2行目が正解で、名前の下が各人がコレだと思って申告したお茶。山型の印がついてるのがご名答🎯です。
全部当てた人はなし、全敗が1人、あとは1勝2敗でした。
 
試茶も本茶も濃茶なので、このゲームをやると、最低4回濃茶を飲むことになります。(本茶の3杯目は必然的に「残ったやつ」なので、なくてもいいけど、確認のために飲んでもいい。)
 
饅頭はデカいし、濃茶もたっぷり飲んでお腹たぽたぽ。もう晩ご飯いらない〜というくらいです。
 
たまにはこういうゲーム感覚なお茶も、盛り上がります。利休さん、軸の中から「修行が足りんのぅ」と思ってたかな?
 
 
 

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