神経内科、受診終了〜。先生、検査結果を見て首をかしげて、さかんに「分からないなぁ」を連発してました。どうやら今まで見たことない病態らしいです。
あ、前の記事で書いたがん性髄膜炎については、ちゃんと調べておいてくれました!信頼できそうな先生だと思っていたけど、当たり🎯だったみたい。
結果は「がん細胞は出ていませんでした」とのこと。やたー!ひとまず安堵。ただし「髄液を採取したのが腰で、頭から遠いので、(がん細胞が)到達してない可能性も0ではない」と留保はつきましたが
。

他にも自覚症状が全くないこと、レポートは「軽度の肥厚」とあるけど、本当にヤバい状態なら「軽度」では済まないこと、1ヶ月前と変わりないことから、がん性髄膜炎の方は「限りなく白に近いグレー」という感じで経過観察。結果的には呼吸器内科の主治医の結論と同じになりましたが、そこに行き着くまでの道筋と説得力が全然ちがうのだー❗️
さて。謎の病態の方ですが、
抗アクアポリン4抗体が陰性になってました。
視神経脊髄炎の患者さんは、この抗体が陽性から陰性になることは普通はないそうです。
「だからプレドニン←ステロイド剤 なしで大丈夫なのかなぁ、と思ったんですけど…。」
と先生、考え込む。
「陰性になっちゃったからねぇ。プレドニンなしで正解でしたね。」
プレドニン不要と判断してくれた名大病院グッジョブ
❗️

そして先生、降参!という風情で
「何で陰性になったかは分かりません!」
はぁ。で、これからどうしたらいいんでしょうか。
「髄圧もフツーの値に下がっちゃったし、抗体も陰性だし、これといってすることはありません。」
あ、そうなの…。
「硬膜の肥厚も、高い髄圧にさらされるとこうなるのかなぁ…?聞いたことないけど。」
「重症筋無力症では抗体が陽性になることもあるけど、胸腺がんでは聞いたことないし…。腫瘍が大きかったとき陽性だったから関係してるとは思うけど。」
はぁ…謎だらけですね。で、これからは自分の体調をモニタリングするとき、何に気をつければいいんでしょう?
「頭痛は最初からなかったんですよね…?だとしたら視力かな。」
頭痛は髄圧が高いと典型的に出る症状らしいですが、私は全くありませんでした。
「次の予約はいつ頃にされますか?」
と言われましても、何をどう考えていいやらサッパリです。
「ではまた3ヶ月後くらいで。」
はい。とりあえずよー分からんのでそうしときましょう。
…という感じで、先生の頭の中にもハテナマークがいっぱいグルグルしているようでした。
胸腺がんも視神経脊髄炎も罹患者が少ないから解明が進んでいないのかなぁ?それとも人体の神秘?特異体質?
どうやら私の体は謎がいっぱい詰まっている、超レアものっぽいです



。…どういう表情をすればいいのか分かんない。





この後、ギリギリで特定疾患(視神経脊髄炎)受給者証の更新に間に合いそうだったので、タクシーつかまえて保健所に手続きに行ってきました。…認定取り消しになったりして?