ヒマヒマな夏休みにあって、今日は楽しい予定が入っていた日でした。イスタンブル在住の大学時代の友人が、何年振りかで帰省していたので、会ってきました。一緒に県立美術館に行って、ランチとお茶して、お互いの近況を心ゆくまでお喋りすることができました❤️
この楽しい思い出を、家に帰ったら母と共有しようとしたら…待っていたのはオーマイガッな現実でした
。

台所のドアを開けた瞬間に漂ってきた、いま最も苦手なニオイ。魚焼いとる‼️何で⁉️楽しかった気分がしぼんでいくのが分かりました。
私は、薬の副作用で、基本和食はアウトになりました。特に焼き魚の焦げた生臭さや、出汁のニオイで気分が悪くなるのです。
先日も東京で定食屋に入った時、隣の席の人が焼き魚の定食を注文したらしく、私は食事の間ずっと鼻をつまんで食べ、そそくさと定食屋を後にした…という話をLINEだったか電話でしたにもかかわらず、夕食がサンマの塩焼き。お母さん、どういう神経してるんですか?
そういうわけで、今日の夕食は拷問に近く、また鼻をつまんで細かくほぐしてお茶で流し込みました。でも「オエッ」となるし、半分食べるのがやっとだった…。
母に「焼き魚は食べれないって言ったのに何でわざわざ焼き魚なの?」ときいたら、「昔、あんたが焼き魚が食べたいって言ってたのを思い出して買ってきた」
昔⁉️
…っていつやねん⁈少なくとも病気になってからは和食全般が苦手になってしまったので、病気になってから焼き魚が食べたいなんて言ったことはありません。むしろ、「食べられないものを言って」と言われたときに「魚」と言ったほど。
なので、上記の言葉を聞いて、ちょっと空恐ろしくなりました。母、認知症が入ってきてるんじゃないのか…?昔(健康だった頃)と今ではなにもかも状況が変わっていることを、理解できていないのでは…。
昼間の弾んだ心が一気にしぼんで、もちろん母に楽しかったことを話す余裕もなく、布団に倒れこんだ、ジェットコースターのような1日でした。