セクシーばい。

つきあって半年の学生2人
学校の帰り道。

向「そうなんだよ、今日発表だったんだよ、やったぜ、うれしー、まさか俺がサッカー全国大会のレギュラーに選ばれるなんて、自主連してたかいあったわ、すげーうれしー!」

彼女「ねぇ、これあげる!」

キーホルダーを彼女手渡す

向「えっ、何これ、レギュラー記念?うれしー、ヤバっ、女の子からプレゼントとか初めてだし」

向「お前と付き合って半年だっけ?いやマジほんと幸せ、生まれて1番幸せなのがお前と付き合えた事、いや言ってなかったけど実は中学三年まるごと片思いしてたから、もう5年も大好きだし」

彼女「えっ、5年も?今年からだと思った」

向「でしょー、すっげーずっと好きだったの隠してたし、高校卒業したらすぐ、働いて経済力つけるからさ、一緒になりたいな、本当、お前とずっと一緒にいられるのが夢なんだー。キュンです」

と指をキュンポーズにしてW投げキッス

彼女「嬉しい!私も向くんと結婚してずっと一緒にいるのが夢だよ!ねぇ、ちゅーして!誓いのキス」

向「えっ、誓いのキス?ここで?路上だよ、えー、恥ずっ、誓う!誓う!絶対に何があっても一緒にいるし結婚する!誓う」

とスマホの下10cm程にキスする。

向「あー照れる、鼓動がヤバいんだけど、ふーっ、あっ、これから塾?じゃ、ここで、また夜連絡するね、バイバイ」

距離を5m程離れたら手を上げて合図するので

向「危ない!」

と叫ぶ

倒れるスマホ、暗転

救急車の音と心拍数音

暗闇から目を覚ます

ペンライトでスマホのレンズを避けて光を当てるお医者さん

医者(大島)

「大丈夫ですかー?起きました?ゆっくりでいいですからね、ゆっくりで」

大島「目覚めました?今、ここは病院ですよ」

大島カルテを取り出し記入しながら事務的に。

「落ち着きましたー?ちょっとお伺いしますね、お名前は?はいはい、年齢は?17歳ですねー」

大島「他に何か覚えてますか?」

女性「よく、覚えないです」

大島「そうですか、あまり覚えてないですか、あなたは学校の帰りに車にはねられて病院に運ばれたんです、それで脊髄損傷して植物状態になってたんです。筋力の低下や多少、記憶障害はあるかもしれませんが、バイタルは安定しています。健康上は問題はありません。」

大島「こちらのキーホルダーには見覚えありますか?」

汚れたキーホルダーをレンズ前に見せる

女性「えっ、そっ、それは私が彼氏にあげたものです」

大島「そうですか、彼氏に」

一瞬カルテで顔を隠し、胸をつまらせて涙をこらえ感極まる

「うっ、うっ、本当によかった、目覚めてよかった」

女性「えっ、もしかして」

大島「そう、俺だよ!キュンです!」とキュンポーズでW投げキッス

BGM

大島「脊髄損傷して植物状態でもう目覚めないとか言われて、でも俺は約束したから、絶対お前を目覚めさせてやるって猛勉強して医学部に入って、幹細胞とか脳機能回復の研究してたんだ。」

女性「ありがとう、そんな長い間、おじさんになったんだね、あたしもおばさんか」

涙ぐみながら

「老けたろ、あれから30年以上だもんな、何があってもずっと一緒にいるって誓っただろ?

よかった、諦めないでよかった。
目覚めてくれてよかった。

もう1度目覚めたお前とキスしたかったんだ」

「ずっと好きだよ、一緒にいような」

とキスしてハグ

終わり