今日は甥っ子の誕生日。
「私も確かに愛されていた」
ということを教えられた日でもあります。


2年前の今日。
仕事帰りのバスの中で

 今日はコウくんの誕生日だなぁ
 手紙書こうと思ってたのに、当日になっちゃった

と思った瞬間。

 ああ、こうやって私も愛されていたんだ

と気づき、涙がこぼれそうになりました。


誕生日に届くプレゼント。
帰省にあわせて用意されていたお年玉。

みんな、事前に用意されていた。
わざわざ、私のために。

ただただ、おめでとう、と言うために。
私を喜ばせるために。


ありがたくて、嬉しくて。
涙をこらえるのに必死だったことを覚えています。


たった、それだけのことですが。
いまでも、あの時のなんとも言えない感覚は
強く強く、残っていて。

 あの体験は
 「魂が震えた」って表現がぴったりかもしれない

なんて思いながら、車窓から雨を眺めた帰り道。


コウくん、お誕生日おめでとう。
生まれてきてくれて、ありがとう。
私は、あなたの存在に救われたよ。

愛するって、こういう感覚なんだね。
悲しいわけじゃないけど、泣きたくなる。

いつか、キミが迷ったとき。
思い出してくれると嬉しいな。
キミの幸せをいつも願っているよ。