アトピー探検隊 

最近、アトピーが凄いらしい。何しろお問い合わせいただく方はアトピーで悩んでいる方がほとんどで、糖尿病などどこかへ吹っ飛んだ感じです。
どうやら世の中(と言っても日本だけかもしれませんが)アトピーが当たり前で、アトピーじゃない人が異常な時代が近付いた感じです。これって医学の怠慢だと思うのですが皆さまいかがでしょうか!
アトピー(アレルギーも含めて)の原因について様々なことが言われている一方で、「原因は活性酸素による酸化障害」とズバリと言い切る医師もおられます。
事実、「フリーラシカルや活性酸素が関与する代表疾患」という表をみると「アトピー性皮膚炎」が載っています。

活性酸素やフリーラジカルが関与する代表的疾患

アトピーが活性酸素による酸化障害であれば還元してあげればよいのです。そうです。医学が言っている「還元療法」です。写真はアトピーの患者に電解還元水を使った「還元療法」を行っている協和病院における治癒例です。

6月の入院直後12月中旬
▲6月の入院直後▲12月中旬▲12月中旬
7月初め2月初め
▲7月初め▲▲2月初め
11月にはこんなきれいに6月初め
▲11月にはこんなにきれいに▲▲6月初め

 

電解還元水について、例えば「科学的根拠がない」という批判があります。電解還元水は電気分解です。電気分解は科学です。そして、酸化還元反応(陰極側は還元)であることも科学の文献に載っています。
科学は論証、文証、現証の三つが揃って完璧になります。いくら立派な論文、学説があって道理としての筋道が通っていても現証がなければ、その論文、学説はどこかがおかしいということになります。ということは現証があって初めて道理と論文、学説の正しさが証明されるのです。
電解還元水(電気分解)は論証、文証、現症が揃っています。論証、文証については文献があり、道理も筋道が通っています。そして現症はアトピーの改善例もそのひとつです。
また、簡単な実験で電解還元水の「還元力」を知ることができます。
これを否定することは科学の大発見ですからネェーチャーに投稿すべきです。「サイエンス」でも「BBRC」でも良いでしょう。
つまり「科学的根拠がない」という批判は、現証を「妄想」「思い込み」と否定し、私たち一般人に誤った情報を流して錯誤させようという誘導の「確信犯」か、まったくの「科学音痴」でしょう。

金属のスパナが錆びる 電解還元水に浸す スパナの錆びがとれて
ピカピカに光っている
金属のスパナが錆びる電解還元水に浸すスパナの錆びがとれてピカピカに光っている

しなびたみかんAを還元水に浸してみました還元水に浸したみかんは鮮度がよみがえりました
▲しなびたみかん ▲Aを還元水に浸してみました ▲還元水に浸したみかんは
鮮度がよみがえりました

●現代医療の問題点

~治療方針を変えない現代医療~

皆さんもご存知の通り、現代医療のアトピー治療は、ステロイド治療による対症療法が主流です。ステロイド治療を控える医院・病院も少しずつ増えていると聞きますが、殆どは未だステロイド治療を行なっています。

厚生労働省や日本皮膚科学会が治療方針(ガイドライン)を変えない限りは、いつまで経っても治療法は変わる事がないでしょう。

少し昔の事ですが、新聞や雑誌の医療関連のページでアトピーの問題が取り上げられ、とある有名大学の教授がこのように説明した事がありました。

「ステロイド剤はあくまで痒み・炎症を抑える薬であり、アトピーそのものを治すわけではない。しかし、アトピーを完全に完治させるといった考え方が間違いの元であり、日常の生活に支障をきたさないレベルにする事が大切です。また、ダニやハウスダストなどのアレルゲンやストレスなど、アトピーの因子を完全に取り除くのは不可能であるから、完治を目指すより、症状をコントロールするように発想を転換して欲しい」と。

しかし、こういった医療の誤った認識が、むしろアトピーの患者を増やし、難治化させる原因となっているのではないでしょうか。完治を目指す事自体が間違いで「コントロールしながらずっと付き合いなさい」と、言われるのです。

ステロイド治療の副作用で苦しむ患者が多く存在すると知りながら、治療方針を変えない行為は、治す為の治療を放棄しているのと同じ事と言えます。治してあげようとする意志もなく、症状のコントロールだけを目的とした治療であれば、本来なら治るはずの病気であっても、いつまでも治りません。

アトピーの患者が望む治療とは、アトピーと上手に付き合っていく事ではないはずです。痒みが全身を襲い、炎症で真っ赤になった皮膚で医師に救いを求める患者に対し、「治る疾患ではありませんから、薬で上手に抑えて付き合っていきましょう」という医師の言葉が、どれだけ患者を絶望させる事でしょうか。

アトピーに限らずどのような疾患でも、精神的なものが症状に与える影響は強いものがあると思います。これからの人生をすべて否定されたような患者の気持ち、不治の病と宣告された人の心の痛みに気付いて欲しいものであります。

治す為の治療は放棄して、症状をコントロールするステロイド治療の原因により、新たな疾患である代謝の不全による皮膚症(巷では、ステロイド皮膚症と言われていますが・・・)を引き起こしています。改めてステロイド治療とは、アトピーが治らない病気、難病とされる理由の大きな原因であると言い切れるでしょう。

現代の病院・医院の医師が行なう治療の殆どは、アトピー発症の本来の原因を探った根本治療をしているのではなく、アトピーの症状である皮膚の痒み・炎症を一時的に抑える治療(対症療法)をしています。対症療法が主流になってしまっている事は、問題の一つに挙げられます。また、ステロイド剤などの薬物だけでなく、アレルゲン除去、食事制限、部屋の掃除等、医師の行なう治療の殆どは、痒み、皮膚に対するものとなっているようです。

アトピーに限らず、アレルギー疾患を克服させる為には、人間の持つ自然治癒力が活性出来るよう、正常に免疫が作用する体に戻す事が唯一の方法であるはずです。それにも関わらず、実際のアレルギー疾患の治療では、依然、薬剤に頼る対症療法が中心となっています。薬剤等、化学物質の影響も受けるであろうアレルギー疾患は、薬剤を中心とした対症治療により、更に免疫力を低下させ、慢性化・難治化してしまうのでしょう。

しかし、なぜ未だこのような治療が主流なのでしょうか。

それは、未だ医療界がアトピーやその他のアレルギー疾患を原因不明の疾患として定義し、「根本から治せる治療法は存在しない」と決め付けいるからです。現代の医師は、医学の基本でもある自然治癒力というものを、まともに理解していないのでしょう。また、仮に理解していたとしても、治療の中に取り入れたくないのかもしれません。

それと、顕著なステロイド治療の効果のみに目を奪われてしまい、副作用に配慮・考慮しなかったのも原因の一つでしょう。本来、人の病を癒す為である医療から逆に、「症状の回復を長引かせる」「慢性化・難治化させる」「薬物から障害者(眼障害等)を作り出す」医療へと変化してしまい、薬物治療主流に陥ったのは、ステロイド剤の多用が原因の一つであると言い切れるようです。

このように今の医療は、結果的にとんだ過ちを犯していることになります。ステロイド剤の治療を止めない限り、これからもアトピーを治す治療にはならないでしょう。なぜなら、病体から健康体へ戻そうとする治癒の働き(自然治癒力・免疫力の向上)を阻害する、薬物の治療が患者の役に立つわけがないのです。

ステロイド治療から作り出された代謝不全皮膚症が、薬物を控え、自然治癒力のみで完治した患者が多く現れれば、今の医療は根底から覆される事になります。同時に長い間、アトピーの治療を指導してきた著名な医師の存在理由・価値が無くなる事も、事実として挙げられてくるでしょう

●真実を語らない医師

ステロイド治療は、副作用の問題ばかり目が向けられているようですが、医師から患者へ、副作用の恐れを話さない事にも問題があります。

ステロイド剤の使用法は、医師の指導もありますが、殆ど患者任せになっているようです。

良心的な医師は細心の注意を払うように、使用法を指導してくれます。しかし、患者としては一刻も治りたい一心でありますから、どうしても多用してしまう傾向にあります。

中には、説明・使用法を殆ど指導しない医師もいます。実はそのような医師に限って、悪化した患者に対して「塗る量が少ないから良くならないんだ」「もっと塗りなさい」と感情的になって、怒ったりするのです。私も過去に、そのような医師から怒られた事がありました。

最近では、医師よりも患者の方が、ステロイド治療の怖さをよく知っているでしょう。なぜならば、自分の身の周りにも、同じような患者が存在しているからです。

しかし、医師・病院側は「上手に使えば副作用はない」「医師の指導をもとに、的確に使えば副作用は無い」と、自らの否を認める事はありません。本当は、副作用に苦しんだ患者を何人も診てきたはずですが、それでもステロイド治療は変えず、続けています。現在、副作用で苦しんでいる患者、これから副作用で苦しむ患者を一切考えない、無責任で理不尽な指導と言えます。

患者は、そのように指導をする医師に、こう話してみるといいのでしょう。

「先生のおっしゃる通り、ステロイド治療を続けていきます。ステロイド剤を上手に使えば副作用はない、とおっしゃる先生の言葉を信じて、ステロイド治療以外、他の治療は受けません。しかし後々、副作用が表れる事になったら、必ず責任を取ってくれますね」と。

おそらく殆どの医師が、途端に逃げ腰に変わります。本当は、長期によるステロイド治療の結果がどうなのかは、知っているはずです。

日本での医師は、人の命を預かる職業として、信頼・尊敬されてます。常に地位の高い人と見られ、医師に対する尊敬と信頼は厚いものがあるでしょう。ですが、そんな医師の言葉を鵜呑みに信じて、毎日ステロイド治療を行なう患者の多い事も事実であるようです。