続・病と老化の元は活性酸素 

今回の話の前段として何度も書いていることですが以下のことを再確認させていただきます。

電解還元水を否定している方々でも「病と老化の元は活性酸素」ということを否定する方は稀であろう思います。
また、このことを言い出したのは我々業界人(水商売人も含めて)ではなく、医学が言い出したことであることも周知の事実であることは誰もがご存知のことでしょう。
そして、医学は20世紀の終わりに「21世紀は酸化を還元して病を予防する医療が主流になる」という主旨を発表しています。

今回写真で紹介している本のタイトルは「遺伝子の傷を治せば生活習慣病は克服できる!」(健康SOS!! あなたの遺伝子は傷だらけ」というタイトルです。

遺伝子の傷を治せば生活習慣病は克服できる!

では遺伝子の傷はなぜ起きるのかといえば活性酸素による酸化障害、つまり遺伝子が酸化されることによって老化が促進されたり病になるということを言っているのです。

このように、このような本がたくさん出ています。もはや このことは一般常識的にさえなっています。

老化もガンも酸化が原因だった抗ガン剤で殺される

酸化による遺伝子障害が病の原因ということは、結果として起きる病は病名(がん・糖尿・高血圧・アレルギー等々)に関わらずその原因はひとつということになります。
原因がひとつであるならばその原因を取り除く方法もひとつです。つまり酸化を還元すればよいのです。21世紀に医学はそうなると医学自らが言っています。
(余談ですが、厚生労働省はこのことを認めていないそうです。結果、医学に還元治療法が導入されません。一部の医師の自主的な行為を除いて・・・)

ここで、妊婦さんに一言。
赤ちゃんが出来るとお医者様からタバコをやめるように言われるとおもいますが、これは胎児の遺伝子の酸化障害を防ぐためです。
つまり障害をもった赤ちゃんが生まれてるのを防ぐためです。少しくらいならいいだろうとタバコを吸うお母さんがおられるかもしれませんが、ある医学博士の言葉を紹介します。

生まれ落ちたあとで心臓奇形のあることに気づき慌てるよりも、最初から心臓奇形の子を産まないように心掛けることが何より大事なのです。
生まれ落ちたあとでアトピーのあることに気づき慌てるよりも、最初からアトピー体質の子を産まないように注意することが何よりも大切なのです。
ここで、胸に手を当てて考えてみてください。

たった1個の受精卵から、直径わずか四分の一ミリの受精卵から、身長五十センチ、体重三キロの立派な新生児を造りあげる「宇宙の法則」が失敗をおかし給う、とあなたはお考えですか?
その法則が、心臓を造り損なうこともある、とお考えですか。
その法則が、肝臓奇形の子を造り給う、とお思いですか。
その法則が、アトピーで苦しむような子を造り給う、とお考えですか。

その法則を覆すものが遺伝子の酸化障害です。私たちの生活環境は酸化障害をうむ環境にあります。大気や水質の汚染、食品添加物や残留農薬、タバコ、ストレス、アルコール、排煙、排ガス・・・そして悪臭便等々。
こうした環境で、いま、お母さんの羊水が汚れているそうです。汚れた羊水のなかで受精卵から新生児になるまで育っていくのです。新生児のアトピーが増えているのは当然でしょう。

ここまで述べてきた事態を防ぐのは、何度も述べますが酸化が原因ですから答えは還元です。
還元を得る方法はさまざまありますが、私たちは電解還元水をお勧めしています。

さて、前書きが長くなりましたがここからが本題です。

化学と医学が陥っている自己矛盾について述べてみたいと思います。

1.「水に水素が溶存するなんて化学の非常識」と言っていた時代がありました。

<表1>
電気分解による水の変化

電気分解した陰極側の水は水素を含んだ還元力のある水を得ることができます。これは化学がいっていることです。ところが化学の世界も医学の世界と同じように自己矛盾に陥っていたことがあるようで、一方では「水に水素が溶存するというのは化学の非常識」と唱えていたのです。
その当時は水の溶存水素を計測する方法がなかったのだそうです。
電解還元水を推奨しているある医学博士の著書(1995年=平成7年)に掲載されている電気分解した水の表1をご覧ください。
著者は電気分解によって得られる陰極水は還元力のある水(水素を溶存)でありマイナスの酸化還元電位を示す水であることをこの表によって示しています。しかしこの表には溶存水素のデータは示されていません。計測する手段がなかったからです。

著者は参考として「化学大辞典」(東京化学同人発行)1531ページ「電気分解」の項を引用しています。
一部をご紹介いたします。

・・電極とイオン伝導体の界面では電荷移動反応を含む電極反応の進行により電流が流れ、アーノルドでは酸化反応が、カソードでは還元反応がそれぞれ進行する。(略)電気分解の応用としては、水電気分解による水素の製造・・・。

著者は、電気分解とは「酸化還元反応」であると結論つけています。水から水素を製造するわけですから水に還元反応があるとしたら水に溶存した水素の力によるものであることは自明の理でしょう。「化学大辞典」がそれを物語っています。
「水に水素が溶存するなんて化学の非常識」と公言してはばからなかった研究者(化学に携わっていた人々)は電解還元水つぶしのための放言を言っていたのか自らの無知を世間に公表していたのかのどちらかでしょう。
そしてこうした放言が通説となって「水に水素が溶存するなんて化学の非常識」という言葉が独り歩きしていたようです。

電気分解した水の表2をご覧ください。

<表2>
還元水(活性水素水)の特徴


これは同じ医学博士の著書(1999年=平成11年)に掲載されたものです。この表には溶存水素量が明示されています。
東亜電波工業(当時)が世界で初めて溶存水素計測器を開発し、著者の依頼を受けて三菱樹脂平塚研究所が同社から計測器を借りてデータをとったものです。
計測器を借りるにあたって、同社の担当者から「何を計測するのですか?」と質問され所員が、ある医学博士の依頼によって「水の溶存水素を計測する」旨答えると、「水に水素が溶存するなんて化学の非常識。その医学博士は馬鹿か偽物じゃないですか?」と大笑いされたといいます。
その大笑いした担当者が真っ青になったのが、表2に示された溶存水素のデータです。
ということは世界で初めて「水に水素が溶存すること」を実証した三菱樹脂平塚研究所こそギネスに登録されるべきでしたが、誰も申請した形跡がありません。残念でした。

このエピソードが語る通り化学者なんてかなりいい加減なのか確信犯なのか、いずれにしろ、現象を無視した還元水批判は今も続いています。

2.アルカリ性の水を飲むと胃酸が中和されてしまう。

電解還元水批判のひとつに「アルカリ性の水を飲むと体に悪い」という説がもっともらしく流されました。それも大学教授といわれる人たちからでした。
今でも、「水は中性であって、アルカリ性の水は薬のようなもので病気のための特別の目的があって飲むのはよいが、健康な人が飲む水ではない」という批判もあります。
これも「目くらましの化学のガセネタ」でしょう。
まず、この地球上で水が「中性」で存在している、ということ事態間違いです。水はその土地土地の土壌の性質によって変化します。温泉を考えてみてください。酸性の温泉もあればアルカリ性の温泉もあります。
その地方の人々が井戸水を利用していたころは酸性やアルカリ性の水を生活水に使っていたことは十分に考えられます。

さらに批判者は次のことをどう説明するのでしょうか?

厚生労働省が水道水の基準として規制しているPHですが「PH5.8以上8.6以下」とされています。中性は「PH7.0」ですから酸性からアルカリ性までが規制に含まれています。実際の水道水のPHを調べた表をインターネットで見てみると酸性側に偏ったところが多いようですがアルカリ側の水道水のところもあります。

ところで、皆さんはロス・アンゼルスの水道水のPHをご存知ですか?
下記ページのロサンゼルスのお客さまのお話では「ロスの水道水はもともとアルカリ性だから試薬で真っ赤になるよ」という。PHでいうと9.2以上だといいます。

ロス・アンゼルスの人口は380万人。アルカリ性の水道水を飲んでいる。もし、アルカリ性の水が体に悪かったり胃酸を薄めるという弊害があったら大変なことになっているハズですが、少なくとも我が人生の63年間をみても、そのような騒ぎがロスで起きたというニュースはありません。

しかも、ロスの水道水は日本の基準を超えています。そうすると、日本の基準の根拠は何なのだろうということになります。

要は適当な基準で決めたということではないでしょうか。
つまり、現実にアルカリ性の水道水が利用されているところもあるのに、電解還元水批判になると、ことさらその害を強調して放言している人たちは何かの明確な意図をもって言ってるのか無知を世間にさらして恥をかいているかのどちらかということになります。

3.アルカリ性の水を作るなら水道水に重曹を入れて作れば十分。高い整水器を購入する必要はない。

お茶の水女子大の「水商売ウオッチング」で電解還元水でお茶が出るというデモに対して次のように批判している。 

電解還元水の宣伝で、電解水の効果として「お茶を薄めたら色が濃くなる」というのをデモンストレーションされることがあるが、電解水に特有の効果でもなんでもなく、単に、pHの大きい(アルカリ性の)溶液をお茶に加えれば、色が濃くなる。家庭で手軽に確認するには、重曹水でお茶を薄めてみればよい。 
ペーハーの大きい溶液を
写真1)宣伝のデモ
(左)水道水=お茶は出ない
(右)還元水=お茶が出る   
ペーハーの大きい溶液を
お茶に入れれば色が濃くなる

この文章は化学でいう電気分解の原理を全く理解してないか、電解還元水つぶしの放言です。(国立大学の研究室が書いているのですから「電気分解の原理を全く理解してない」ということはないでしょう。いずれにしろ見る人が見たら国立大学としては恥ずかしい文章ということです。)

表3をご覧ください。

ペーハーと酸化還元電位


先程ご紹介した医学博士の著書に載っている表です。著者の言葉をご紹介いたします。

精製水にカセイソーダを加えて「アルカリ性」の水を作る、あるいは塩酸を加えて「酸性」の水を作ってみても、エネルギーすなわち酸化還元電位には大きな変化はみられません。それに比べて、表1、表2を見てください。
何らの物質を加えなくとも「電気分解」を行うだけで陰極では「還元水」、陽極では「酸化水」が作られますが、表3との大きな相違点はエネルギーすなわち酸化還元電位が大きく変化していることです
その理由は、表3のようにただ単にカセイソオーダを加える「普通の化学反応」と違って「電気分解」の特徴、すなわち「外部から電気エネルギーを加えている」という事実にあります。

このように「電気分解」によって作られる水の特徴は、その水の持つ「エネルギー」の変化にあるのであってPH(ペーハー)の変化にあるのではありません。
次に、以上述べた「エネルギー」の変化、すなわち酸化還元電位の変化という事実が、いかに決定的な意味をもっているかについて述べてみたいと思います。
現代医学における最先端の見解は「1.活性酸素による「酸化作用」が万病の元である、というものであります。
つまり「病気になる」という現象は「酸化還元反応」という現象、すなわち「電気分解の原理」という現象で説明できるはずだ、ということになってくるのです。
さらに言えば、「病気を治す」ということも「酸化還元反応」すなわち「電気分解の原理」で説明できるはずだ、ということになってくるのです。(以下、略)

電気分解した陰極水の水には「還元反応」があること。病の元は活性酸素による酸化作用であること。21世紀の医学は酸化を還元する医学が主流になると医学が言っていること。
以上は、化学と医学の道理です。トリムイオンの還元水で白血病が消えたという長野の元校長先生。がんが癒えて5年経過して再発がないという長野のAさんに起こったことは化学の道理からしてありうることです。
これを否定するのであれば、電気分解の原理を否定する、すなわち化学の根底をひっくり返す大発見なのですから、ネーチャーに発表すべきでしょう。(かつて、ある方が還元水についての白畑教授の研究発表についてそのように書いていましたね。)

現在、国民の医療費は年間33兆円。毎年伸びていく巨大市場です。一方電解還元水や機能水の市場は年間1000億円程度に小さなものです。
堤防もアリの一穴から崩壊するといわれています。電解還元水や機能水がアリの一穴になる日がくるかもしれません。
21世紀なのですから!!

金属のスパナが錆びる 電解還元水に浸す スパナの錆びがとれて
ピカピカに光っている
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