「誤解だらけの浄水器選び’98」 

事務所を整理していたら、1冊の本が目にとまった。今から11年前の本である。

「誤解だらけの浄水器選び’98」<科学ジャーナリスト深見輝明 著>

 

誤解だらけの浄水器選び’98

「買ってはいけない○○」という批判本がブームになったことがある。この本もそのたぐいだったのかと思いながらページをめくっていくとアルカリイオン整水器の紹介があった。
今から11年前だから情報としては古いかもしれないが、批判一辺倒ではなく肯定派も紹介していて、昨今の批判派の一方的な内容よりは公平だと思えることと、電解還元水推進派の歴史も書かれているので概要を紹介させて頂きます。

アルカリイオン水の紹介は3部からなっている。第一部はあやしい水商売に気をつけなさいという警告(悪質な詐欺的商法が横行している)。第二部はアルカリイオン水による医療効果<病院における症例>を取り上げている。そして、なぜアルカリイオン水が効果を上げているのかという推進者の声を取り上げている。第3部ではアルカリイオン水を否定する声を取り上げ、最後が結びとなっている。
このように一方的な批判書ではなく第三者的立場から論じていることは評価できることだと私は思う次第です。
もっともトンデモ派からすれば得体のしれない著者の書くことなど箸にも棒にもひっかからない噴飯ものということかもしれません。何しろ彼らは、よほどお偉い方々の集まりとみえる「みんなでつるんでアピッピー集団」ですから、世間の研究者などは馬鹿、間抜け扱いなのですから。

余談はさておき、本題に入ろう。

1.悪質な詐欺商法が横行している。
消費者の不安心理や欲望につけ込んで、詐欺まがいの方法で訪問販売をしたり、マルチ商法(連鎖販売取引)でうまい話をエサに巧妙に買わせたりする悪質商法が増え、浄水器をめぐる事件が頻発している。各自治体や国民センター、水の専門家たちのところへ被害の相談や問い合わせが絶えないという。
たとえば今年(1998年)5月、「アトピーや喘息に効果がある」などの虚偽広告で浄水器を販売したかどで、浄水器販売会社(本社・静岡市)の社長ら12人が逮捕された。
「水道局の方から来た」といわれてだまされた例もある。「・・・の方から来た」と言って錯覚させる「かたり商法」と呼ばれる手口は、以前からもある。
県立神戸生活科学センターに寄せられた相談の中にも、次のようなテストをして見せ浄水器を買わせる”浄水器の実験商法”事件も多発している。

友人の例では、水の話を聞いた後で実験を見せられ、18万円もする浄水器を勧められたという。
実験は、販売員が「残留塩素のテストをします」といって、コップに取った水道水に試薬を一滴落とすと、黄色くなり、その水にお茶の葉を入れると透明に変わった。そこで販売員が「これはお茶のビタミンCが塩素と結合したためで、水道水でお茶を出すと、ビタミンCは破壊される」「水道水には危険物質が含まれていて、取り除くには浄水器が必要」と説明したという。
水道水には殺菌のため塩素が含まれていて、水道法では、蛇口から出る段階で塩素が最低0.1ppm含まれていることが義務つけられている。だから試薬で黄色に着色するのは当たり前のことだ。お茶の葉で黄色が消えるのは、ビタミンCによる還元作用であって、ビタミンCが破壊されたわけではない。したがって、販売員のこのような説明は明らかに誇大な言い方である。

もっと巧妙な実験商法がある。
「実際、水道水の水と浄水器の水がどう違うのか確かめてもらえますか」といって、2個のガラス容器に水道水と浄水器を通した水を入れ、それぞれの容器に2本ずつ金属棒を入れ、電源につないでスイッチを入れた。
しばらくすると、あ~ら不思議、浄水器のほうは無色のまま変化がないのに、水道水の方はまるでヘドロのような茶褐色のモヤモヤが浮いてきたではないか。
ここぞとばかりに、セールスマンがいう。
「ね、一目瞭然でしょう。水道水には、こんなに汚いものが沢山入っているのです」
そばで見ていた知人がすぐさま反応して、「エッ、こんなにきたないのッ!」と悲鳴を上げた。消費者は恐怖心を与えられ、その反動で簡単に騙されてしまうようだ。

これにはトリックがある。正体はアルミニウムと鉄を電極にした電気分解にあった。
浄水器の水は「逆浸透膜」の浄水器を使った水で、ミネラル分などの金属イオンまで取り除いた水で、イオンも溶け込んでいない純水に近い水は、ほとんど電気を通さない。したがって電気分解という現象が起こりにくい。
一方水道水は、各種イオンをはじめ、様々な物質が溶け込んでいるから、電気を通すと化学変化を起こしやすい。とくに陽極に使われた鉄は溶けやすいので、それが水の中で影響を及ぼすことが考えられる。

専門家に聞いてみると、電極のアルミと鉄が溶け、それがそれぞれ、水の電気分解によって発生した水素ガスと酸素ガスに反応して、水酸化物、酸化物を形成して、これが水の比重より軽いため、表面に持ち上げられる。これが水の中のモヤモヤで、この手法は浄水法のひとつにもなっているということだ。
この電気分解を使った水質テストは、電気分解でできた湧出物をあたかも水道水の汚れだとするのは明白なトリックで悪質な商法と言わざるを得ない。
このような詐欺商法にはくれぐれも引っかからないように、読者の方々も注意してもらいたい。

重病人を救った水治療の秘密
こんなビジネス状況の中で、目を見張るばかりの一大ブームを巻き起こしたのが「アルカリイオン整水器」であり「アルカリイオン水」だ。
分離膜によって仕切られた装置の中に水道水を入れ、電気分解すると、プラス電極には水酸化物イオンが引かれてくる。水酸化物イオンはプラス電極に電子を渡し、水と酸素になる、その酸素が陽極から発生し、酸性水ができる。
マイナス電極では水素イオンとナトリウムが引かれてくる。ナトリウムイオンは原子になるよりはるかにイオンでいたほうが安定しているので、ナトリウムイオン自体は水溶液中に残ってしまう。。
そのかわり、水素イオンが電子を受け取り、マイナス極からは水素が発生し、アルカリイオン水<還元水)ができる。(注目!11年前に著者は還元水という言葉を使っている!)

ブームの秘密は、もちろんその効能にある。慢性下痢、胃酸過多、消化不良に効く。美容にいいなどから、さらには糖尿病、高血圧、アトピー性皮膚炎、胃がんまで効果があると、まるで夢の万能薬のような誇大な宣伝文句で売られてきた。
が、ほんとうにそんなに効果があるのだろうか。ここはきちんと見定めておく必要がある。

まずは、アルカリイオン水を使った治療に取り組んで成果を上げているという医師の報告から。

埼玉県の開業医、鳩山ニュータウン診療所長の篠原秀隆氏。
開業する前は東京警察病院の医師。病院に勤務する合間をぬって研究し、水の重要性に開眼。ついにみずから編み出した「水治療」を実践するために開業を決意したという。

具体的な臨床例
患者は46歳になる公務員T・E氏。20年前に発病した難病ウイルソン病が89年に急激に悪化。某大病院に入院、手当を受けたが、なす術がなく、ついに医師から見放されて、篠原医師を頼ってきた。
ウイルソン病とは、脳や肝臓に金属の銅が蓄積するという稀な病気で、そのために神経症状や肝硬変などを生じる。90年に患者がこの病院を訪れたときには、ひとりで立ち上がることも歩くことも箸をもつこともできなかった。口からはよだれが垂れ、喋ることもままならず、おまけに失禁までする最悪の状態だった。

篠原医師が彼に施した治療は、独特の「水治療」と点滴だった。それを毎日1時間ずつ。それ以外は、薬の投与はもちろん、何もしていない。
その結果、治療を始めて1週間後ほどから容態はみるみるよくなった。2ヶ月後、本人も「病気が好転し、状態がよくなったことをはっきり自覚した」という。箸も持てなかった手に力が入るようになり、杖なしにしっかりとした足取りで歩けるようになった。そしてついに念願の仕事への復帰がかなったのである。

篠原医師は、このほかに、難病の慢性関節リウマチ、糖尿病、腎臓病、慢性肝炎、気管支ゼンソク、アトピー性皮膚炎、腰痛など、相当広い領域にわたって成果を上げているという。
篠原氏が行う治療の中心は、「アルカリイオン水」だ。
もっとも、水を飲むだけでは体内の汚れを全部浄化しきれないので飲水以外に「水治療」の3点セットと呼ばれる手だてを実施している。
1、電気分解によるアルカリイオン水を飲む。量は体重の1割が目安。
2、酸性イオン水に身体を浸ける。これは身体表面を殺菌するのによい。
3.磁気や遠赤外線を体にあてて、細胞内の水を浄化する。
これらの治療を、彼自身が新しく開発した水治療装置を用いて実施する。
装置は、シャワーから酸性イオン水が出、黒いセラミックス面から遠赤外線が出て、ホースを口にくわえるとアルカリイオン水が飲める仕掛けになっている。

この水治療は、新聞でもたびたび報道された。そのひとつ、毎日新聞(95年1月5日付け)の記事から紹介しよう。
六甲山の西側の神戸市西区押部谷。山あいの小さな駅のそばにある特定医療法人誠仁会協和病院(河村宗典院長)も「水による治療」を行っている。
糖尿病の悪化に伴う左足の血行障害で、指先が欠けている74歳の男性。前の病院で、足を根元から切断しなければならないといわれたので、この病院へ。アルカリイオン水、酸性水を塗る治療により、症状は少しずつ改善、左足は切断を免れている。
重症のアトピー性皮膚炎の20歳の女子短大生。1日3リットルのアルカリイオン水を飲むだけの治療をすると、ステロイド剤のよるリバウンド(反動)で症状が悪化した時期をこすと、急速によくなり、退院。

この病院がアルカリイオン水を治療に取り入れたのは85年。糖尿病の職員がアリカリイオン水を飲んでいるうちに軽快したのがきっかけだったという。
「なぜ効果があるのか、はっきりとはわかりません。アルカリイオン水は万病の元と考えられる活性酸素を消去する作用があり、酸性水は傷口を殺菌して、皮膚形成を助ける作用があると推定しています。医師にとっては、メカニズムよりもまず患者さんが治ることが大切です」(河村院長、毎日新聞より)
家庭用アルカリイオン整水器が爆発的ブームを呼んだのは、政府のお墨付きもある。厚生省から「医療用物質生成器」としてアルカリイオン水では慢性下痢、消化不良、胃酸過多、胃腸内異常発酵、酸性水では美容用の効能が認められているからだ。

疑問視されたアルカリイオン水の効果


水の電気分解のしくみ

水酸化ナトリウムを水にとかすと、ナトリウムイオン(Na+)と水酸化物イオン(OH-)に電離します。
水自体もほんの少し電離して、 H2O → H+ + OH- というように水素イオンと水酸化物イオンに分かれています。
水溶液に電圧をかけると…

水の電気分解のしくみ




陰極のようす


水の電気分解のしくみ陰極に水素イオンとナトリウムイオンが
引かれてきます。
ナトリウムイオンは原子になるより、
はるかにイオンでいたほうが安定しているので、
ナトリウムイオン自体は水溶液中に
残ってしまいます。

そのかわり、水素イオンが電子を受けとり、
陰極からは水素が発生します。


陽極のようす

陽極に水酸化物イオンが引かれてきます。
水酸化物イオンは陽極に電子をわたし、
水と酸素になります。

その酸素が陽極から発生します。


水素イオンは陽イオンなので、必ず陰極から発生することを知っていれば大丈夫ですね。
(参考)
金属のナトリウムを電気分解で取り出すときは水を使わず、塩化ナトリウムや水酸化ナトリウムを高温にして融解した状態で電気分解します。



10万円~30万円もするアルカリイオン水整水器は、マルチまがいの販売方式が横行し、国民生活センターや日本消費者協会に苦情やトラブルが殺到している。
そこで国民生活センターでは、アルカリイオン整水器の代表的な機種5種類を取り上げ、テストを行った。92年のことだ。ズバリ「効能はほとんどない」という結果だった。
(1)厚生省が認めている効能について、アルカリイオン水のアルカリ度は低く、これを飲んでも、体内で胃酸を抑える力は非常に弱い。
(2)体内にはホメオスターシス(恒常性を保つ)の働きがあり、アルカリイオン水を飲んだからといって、体内がすぐにアルカリ性になるわけではない。
(3)できた水のカルシウムイオン量は元の水のせいぜい2倍程度まで。牛乳の20分の1~40分の1。
(4)酸性水の殺菌力についてもほとんど期待できない。
(5)厚生省が認めていない効能をうたった誇大な広告があり、薬事法違反の疑いがあり。

国民生活センターは94年にもテストを行っている。「カルシウムイオン水にする」「ミネラルをつくる」をうたい文句にした銘柄が多かったため、カルシウム量を測ったところ,最も多かったものでも1リットルあたり21ミリグラムと、通常の水道水よりもわずか5ミリグラム多いだけで水道水と大差なかったという。

厚生省としても、医療用製品として認可している以上、検証する必要がある。そこで業界と協力して厚生省の外郭団体として財団法人機能水研究振興財団を設立し、京都大学医学部・糸川嘉則教授に臨床を含めた研究を依頼した。その結果、PH10以下の水の安全性について確認。さらに被験者6人にPH9のアルカリ性の水を1日1リットル、1週間飲み続けてもらったテストで5人は胃の中のPHが0.5ポイント増えたことから、「胃の制酸効果などが示唆された」と主張している。

専門家や学者も賛否両論だ。
例えば、批判派の京大名誉教授で日本生活医学研究所長の川端愛義博士は「・・実験の結果、胃液のアルカリ度はPH6に達していないことがわかりました。使ったアルカリイオン水のPHが9だったのもかかわらずです。胃酸液と混じることで、水のアルカリ度が失われてしまったのです」(「VIEWS]93年8月25日号)
これに対して賛成派は「水のクラスター分子集団の小さな水ほどおいしく、健康によい水になる」と主張している水の生命研究所所長の松下和弘氏。
そのクラスターの小さな水の代表がアルカリイオン水だという。
しかし、この松下説は間違いだという学者もいる。水を分子的に調べる方法を独自に開発して、その道を切り開いた岡崎国立共同研究機構分子クラスター部門の西信之教授だ。
(クラスター論は以下省略)

一方、アルカリイオン水に対して、水の「酸化還元電位」という新しい見方を基本にして、水質の良否を判断しようという動きもある。
この考え方は、人体の中の酸化、還元活動に注目し、生命活動に必要な酸化活動の際に生じる活性酸素を退治できる水かどうかを「良い水」の判断基準にしている。
活性酸素はフリーラジカルともいわれ、きわめて酸化力が強い。これは遺伝子や細胞を必要以上に酸化して、体内に異常を発生させる。正常細胞の遺伝子に働きかけ、ガン化させるのもこの活性酸素だというのが、現在の医学界の常識になっている。
ガンに限らず、胃や肝臓、腎臓の正常細胞が、活性酸素の強力な酸化力によって、電子を奪われると、それぞれの細胞の働きが阻害されて、病気を引き起こす。ビタミンA,C,Eなどは活性酸素の働きを弱めて、発ガンを阻止するとの見かたも有力である。
酸素を取り入れて生命活動を展開する人体にとって、体内に活性酸素が発生することは防止できない。この活性酸素をどう処理するかは、人体にとってきわめて重大な問題である。

水の良否を、活性酸素の働きと関連して考えようというのが「酸化還元電位」の発想である。電子はマイナスイオンを帯びており、大量のマイナスイオンを持った水であれば、活性酸素が人体の細胞から電子を奪う以前に、水の中のイオンがこの暴れん坊の酸素と結びつくことで安定する。
こういう考えかたを提唱する「水の会」の林秀光博士らは、実験で自分たちの考え方を一応実証している。酸化還元電位プラス450ミルボルトの水道水を電気分解すると、酸化還元電位マイナス250ミリボルトの還元水と、酸化還元電位750ミリボルトの酸化水ができる。
水道水がプラスとマイナスの絶対値の大きい水に変化することで、水のエネルギーが高まり、還元水は活性酸素の働きを抑制する働きが強まり、健康の保持、病気の治癒に効果がある。また還元水は食品の酸化による劣化を防ぐ。

一方、酸化水によって酸化作用が向上し、制菌効果、止血作用などが顕著になる。電気分解した水は、還元水、酸化水ともに水のエネルギーが高く、人体に好影響を与えるというのだ。
林博士らは、多くの病気は、胃腸内異常発酵によって活動酸素が大量に発生することに起因しているという。この活性酸素は電気分解した還元水のマイナスイオンによって、退治することができる。
したがって、電気分解水を飲めば、病気が治るというのだ。
人体は60兆個あるいは百兆個の細胞で構成されているとされてきたが、林医師は腸内微生物を入れると200兆個になるという。細胞も微生物も本質的な意味では同じだからだ。
原始の水の中に誕生した単細胞生物こそが、植物や動物の共通の祖先であり、進化論から考えると、微生物も人体の細胞の先行生命体だ。
こうした思想に立脚して、肝臓,膵臓、腎臓などの機能を調べると、腸内の微生物の働きがこれらの臓器に大きな大きな影響を及ぼしているというのだ。これが林医師の主張であり、これを基本に水のマイナスイオンの大切さを説いている。
林博士らの実験では、水道水(酸化還元電位プラス450ミリボルト)にビタミンC500ミリグラムを加えると、水道水の酸化還元電位はプラスマイナス0からマイナス20ミリボルトまで低下するという。ただし、電気分解した時のように、マイナス250ミリボルトまでは下がらない。
林博士らは、このような実験をしつつ、電気分解した水を実際に患者に試して、大きな効果をあげているというのだ。
とはいえ、この林「酸化還元電位」説は、医学的にまだ認知されていない。患者には治療効果が現われたといっても、その根拠か希薄で、にわかに信じがたい面があることは否めない。
水に電気分解などの物理化学的処理をした機能水を研究する「機能水研究振興財団」がすでに誕生し、理工学系、医学系の研究者が機能水そのものの実態や効果の解明に取り組んでいるので、これらの水の本当の機能はいずれはっきりする日が来るだろう。

 

あれから11年。「PH(アルカリ)」で論じていては本質を外してしまうことが研究の結果わかってきた。この世の中は「酸化・還元反応の世界」だと言われているそうだ。活性酸素に対する水素による還元反応という見方をすると、水によって健康面や、食材等に起きている現象の説明がつく。
ガリレオやコペルニクスが天体の動きの矛盾を従来の天動説から、地球が動いているという見方で天体を見たとき天体の動きの矛盾が解決された。
電解還元水もアルカリ性にとらわれると、さまざまな矛盾が生ずるが、酸化・還元に視点を変えると矛盾が解決される。
天動説絶対の世界で地動説は異端児であり犯罪であった。
同じように水に還元力があり、酸化を還元するという考えは、そういう考えを受け入れることに抵抗がある勢力から見れば容認できないことであろう。
クラスター論やアルカリ論、酸化還元論など、この11年の間に様々な説が登場しきたことがお分かりいただけるだろう。
しかし道筋として、また白畑教授や台湾大学における実証などから、電解還元水の働きは「活性水素」が有力であろうことは研究発表や臨床が証明している。
それでは困るグループが地動説と同じように、自分たちの立場を護らんが故に(本当に守らなければいけないのは国民の健康と命だと思いますが・・皆様いかがですか?)
動いている一派が存在することは事実であろうと私は思っています。おいおいそのことに言及していくことになるでしょう。