儲けるということについて考える


水素水批判派は、水商売人悪徳業者の存在は許せないというエセ正義感を振り回している。
例えば産学共同研究についても、研究者が業者と結託して儲けているといわんばかりの批判をしている。

太田成男でググ-ルで検索するとブルー・マーキュリーがトップに出る。教授は「弊社顧問」だそうで。

太田教授がブルー・マーキュリーの顧問をされていても、それが法律上違反しているならともかく、違法でなければ批判される謂れはない。

私は前回「太田教授はブルー・マーキュリーの顧問という書き込みがありましたが、研究の成果を製品化し世の中に普及し社会貢献することが「悪」ですか?
儲けることが「悪」ですか?」と問いかけました。
そこで今回は「儲ける」ということについて述べてみたい。

日本にはおおよそ4000万人を超える給与所得者がおられるそうです。家族を含めれば1億人近い人数になるかもしれません。これらの人々は所属する企業、中には批判派がいう「悪徳水商売」会社もあるでしょうが、そこから毎月給与を得て生活しているのです。
その原資はどこにあるのかというと所属する企業の「儲け」です。儲けることが悪徳だとすれば国民のほとんどが悪徳不当利益で生活しているということになります。
これも前回書いたことですが、企業の存在とは何でしょうか?
事業家は広く社会から資金を集め(株式の発行、借り入れ)、その資金を元に雇用を起こし、設備投資をし、社会に貢献する製品を世に送り出し、社会の評価が企業の利益となります。
企業の務めは、雇用を創造し、社会に貢献する商品を提供し、利益を得て、資本家(資金提供者=株式・借入)には配当を、国家には納税を、そして、従業員には十分な生活を提供することです。
この務めを果たして、初めて企業は社会での存在を許されるのです。これは商業高校で高校生が学んでいることです。

つまり、企業は社会に貢献し、社会からの評価が利益=儲けとなってあらわれ、それが社会で存在するバロメーターとなるのです。
ブルー・マーキュリーが悪徳企業であればやがて社会から制裁されて存在できなくなります。
批判派のあなたがたに、勝手な推測でとやかく言われる謂れはないのです。
電解還元水の大手企業となった日本トリム社は創業20数年になります。この間発展を続けて、今では一部上場会社です。
一部上場会社と書くことは簡単ですが、一部上場会社になるということは大変なことです。日本に企業の数は山ほどあるでしょうが、その中の選ばれた優良企業しか一部上場企業になれません。それも上場基準というハードルをクリアする必要があります。
20数年間発展し続けて来たということは、同社の製品=電解還元水整水器還元水が社会で評価され受け入れられて来たということです。
その一例として、私の例をご紹介したことがあります。

私のお客様で2歳のお嬢さんがアトピーで還元水を購入された方がおられます。ある日、「お礼がいいたいので東京駅で会いたい」電話がありました。岐阜から所用で上京されたのだそうです。小学生になったお嬢さんを私に会わせたいということでした。東京駅でご夫妻とお嬢さんにお会いして、私も涙ぐんでしまいました。

これは初公開ですが、私の事務所に中年のご夫人が訪ねて来られました。来意を尋ねると「おかげさまでガンが治ったのでお礼に伺った」と仰られました。中学の先生をされておられる方でした。

日本トリム社の方とお話しているなかで伺ったことですが、展示会で突然若い女性のお礼を言われたそうです。びっくりして「何のことですか?」と聞くと。お父様が還元水で命を救われたのでお礼を・・ということだったそうです。他にも似たような体験をして「良い会社に入った」と感激したといいます。

三菱樹脂時代、会議で若い営業マンが、「今まではお客様に「ありがとうございました」とお礼を言うのが当たり前でしたが水の舞はお客様から「ありがとうございました」と言われます。こういう経験は初めてです」と感激の面持ちで報告していたことを思い出します。

研究の成果を起業化して、製品を製造し普及し社会に貢献して儲ける=利益を挙げることは批判されることではないでしょう。
もっとも、批判派は研究自体がインチキだといいたいのでしょうが、これも言いがかりです。

ある団体の方と話しました。
彼らの運動もWeb上で批判されたそうです。
私は、匿名で批判側は論理的な批判ではなく、感情的な言葉「悪徳水商売」「詐欺」「トンデモホイホイ」の羅列が多いことを言うと「何故だかわかりますか?」と質問されました。
その団体は匿名の首謀者を逆探知で探し出し、実際に面談し詰問したそうです。
結果、わかった事は、彼らの運動を迷惑に思うところから出ている金で動かされていたのだそうです。
Web上に反対キャンペーンをはるために、協力者をつくって、書き込みに対して報酬を払うのだそうです。書き込む協力者は、その問題に対して知識がありませんから論理的なことは書けないので感情的な単語をならべるしかないのだそうです。

「首謀者はなぜ匿名なんですか?」
「実名をだしたら社会的生命を失いますよ。だから匿名なんです。逆探知の方法を教えますから、調べたらどうですか?」

最後は、人間の心理の話になりました。例えば「太田教授がブルー・マーキュリーの顧問をしていて不正に儲けようとしている」「白畑教授が日本とリムと組んで不正に儲けている」と考え批判するのは、実は自分たちがそういうことをしているから、人も同じことをしているはずだと考えているんですよ。と彼の話。

彼の言うことの真偽はわかりませんが、同じ儲けるにしても、社会に貢献して儲けることと、彼が言うような不当な批判行為で儲けている人たちがいたとしたら(逆探知したら真偽がわかるかも!)、どちらが人間としてあるべき姿でしょうか。

日本人がノーベル賞を受賞したニュースが入りました。受賞者のすばらしい人間性を知ると、批判派の存在がちっぽけな吹けば飛ぶよな塵のような存在に見えてきます。