がんと闘う(28)

生きている(2)

週3回透析を受けているスナックのママさんの話である。
以前、彼女は透析を受けるとお店に出るまでの時間横になって休んでいた。
あるとき、お友だちから機能水(当社の還元水と同じように力のある水)を勧められて、この水を飲むようになって、透析後も体かだるくならず、お店に出るまでの時間、自転車で買い物をしたり楽しんでいる。
もちろん、透析を受けているわけだから、我々のように一日2リットルの水を飲むというわけにはいかない。医者から許された2~300mlの飲み水を変えたのである。その他調理に使う水も含めてすべて機能水である。あれから3年、この度、じん臓にガンが見つかった。医者から手術を勧められている。

私は、この話を聞いて、ある若い女性Bさんのことを思い出した。もう10年位前の話である。
Bさんのお友だちから21歳の女性でがんでじん臓をひとつ切除していて、片方のじん臓を透析中のひとがいるという。
当時、私は(今より)若かったので、まだ熱血漢の名残りは残っていたようである。
「それじゃあ、死んでしまうじゃないか!」と水の舞を勧めるべくBさんに会わせていただいた。
Bさんは「私は長生きできません」(25歳までしか生きられないだろう)と言う。今の状態ならそうかもしれないけれど、還元水のパワーで運命が変わるかもしれない、と私は説得しました。
彼女は手相を見せてくれましたが、生命線が途中までしかない。確かに短命の相である。しかし、手相は変わる、運勢は変わると聞いたことがあったので、彼女の手相だって、いろいろなことにチャレンジすることによって変わるだろう。生命線だって変わるかもしれないというようなことを話したように思います。

当時、彼女は週3回の透析で体がだるく、仕事もままならない状況でした。
あたら若くして命を終わらせることはない。還元水に賭けてみたらという私の話に彼女もその気になりました。

還元水を取り付けて数ヵ月後にいただいた体験談です。

私はガンでじん臓の片方を切除し片方を透析中です。毎日、還元水を家族4人で利用するようになってから、体の調子は良好です。
以前は暑くてもあまり汗をかくほうではなかったのですが、還元水を飲み始めてから汗が良く出るような気がして、体に熱がこもらなくて気分も良いのです。透析終了後もあまり辛くないです。
母も糖尿病が少し良くなり通院回数も減りました。私は水のおかげだと思っています。ですからこれからも体のために水を飲み、食生活に気をつけ楽しい毎日を送りたいなあと思っています。皆様、みんなのために頑張ってください。

紹介者の方のお話によりますと、友人たち皆でハワイに行くことになったそうです。ちゅうちょするBさんも誘って行ったハワイ旅行。
Bさんのために、ハワイで透析する病院も手配して、彼女のために万全のフォローをして楽しいハワイ旅行だったそうです。そして、一番元気だったのがBさんだったと大笑いしていました。

手相その後、転居のために、還元水の再取り付けでBさん宅を訪ねました。友人は三菱樹脂を退職して、紹介いただいた方との音信も途切れて、Bさんのことも記憶の彼方に忘れた存在となってしまいました。

カートリッジの交換のご案内のハガキのあて名書きをしていたら、Bさんの名前が出てきました。彼女、どうしたかなあ~。もう30歳を過ぎた年齢だなあと思いを馳せたものです。その、彼女からカートリッジの注文のハガキが届きました。(生きていた!)
私は早速電話をしました。彼女が電話口にでました。その後の様子をお伺いすると、実は臓器移植をしたそうで、今ではすっかり健康体だそうです。

私はAさんを訪ねて、Bさんの体験をお話して勇気づけました。たとえガンでじん臓をひとつ失うことになっても、片方だけで元気に生きた例があるのだから…。そして臓器移植のチャンスもあるのだからとお話しさせていただきました。

病になってからではなく、健康のうちに、予防のために還元水を生活に取り入れることが肝要です。そして、じん臓の場合、透析前で、まだ、水の摂取量を制限されていないうちに還元水を飲むことで、透析を免れるチャンスがあると私は思います。

 このコラムをアップしたら、すぐさま反論が指摘をしていただきましたのでご紹介いたしましょう。

その他調理に使う水も含めてすべて機能水である。あれから3年、この度、じん臓にがんが見つかった」。前回の「この世の中は因果律によって成り立っている」と合わせると、機能水がガンの原因。

反論の方々は、都合の良い言葉だけを選んで批判する。
「その他調理に使う水も含めてすべて機能水である。」の前の文章を削除している。

原文は、上の本文をお読みいただければ明らかだが、改めてここに書くと…

もちろん透析を受けているわけだから、我々のように一日2リットルの水を飲むわけにはいかない。医者から許された2~300mlの飲み水を変えたのである。

我々は、健康な方で一日2L、病のある方はできるだけ多く飲んで下さい、とお話しています。
前回の「この世の中は因果律によって成り立っている」で肝臓ガンの方は、水の摂取量の規制がないから、還元水を多く飲めたのですが、スナックのママさんはそうはいかない。そのことを最初に書いてあります。(文章が不十分で文意が伝わらなかったということがあるかもしれませんが)

従って、文のまとめの部分で、じん臓の場合、透析前で、まだ、水の摂取量を制限されないうちに還元水を飲むこと…と書いています。

また、「機能水がガンの原因」とご指摘ですが、ガンが発見されるまでには、最初のガン細胞の発生から7~9年かかると、医師がいっています。
ママさんの場合、機能水を生活に取り入れた段階ではガンが発症してから4年~6年経過していたということになり、機能水を飲んだ後にガンが発症したわけではないでしょう。。
因果からいえば、透析により機能水の摂取量が少ないため、ということになります。
ですが私はママさんに「機能水をがんがん飲め」などと話をしていません。医師から摂取量を制限されているのにそれを無視して「水をもっと飲め」などと無謀なことは言ってません。
ガンでじん臓のひとつを切除し、残ったじん臓を透析して苦しんでいた女性の例をお話して激励してきたのです。私は何か間違った行動をしたのでしょうか?

それよりも、わずか2~300mlの機能水、還元水で透析の後のだるさがなくなり、元気になったこと、この現象に注目していただけたらと思います。
21歳の女性は、仕事もできなくなって、「自分は25歳まで生きられない」と人生投げやりになっていました。
しかし、還元水を利用するようになって、仕事にも復帰し、臓器移植にこぎ着けました。臓器移植はお金がかかります。働けるようになって、多くの方の協力もあったかもしれませんが、ご自身の蓄えもできて、臓器移植ができたのだと思います。

スナックのママさんは、臓器移植するだけのお金がないと、移植はあきらめています。
以前、私は「科学は愛である」ということをご紹介いたしました。
科学に携わる方々は騒ぐ前に、ママさんのような方を救う方法や道を研究する方が先決でしょう。機能水や還元水がインチキであるかどうかも含めて! 「科学は愛である」とはそういうことも含んだ言葉だと私は思います。