がんと闘う(19)
明日が来るっていうのは奇跡 (7/18 TBS=後6:55) ![]() しかし、約1か月後の5月6日。彼女は帰らぬ人になった。末期の乳がんに侵され、厳しい闘病生活を送っていたのだ。最後の1か月を懸命に生きる千恵さんと、彼女をとりまく人々の姿を、番組が追い続けた。 「がんと闘う自分の思いを、同世代の人たちに伝えたい」と、テレビ局の取材に自ら進んで応じたという。が、病状が悪化していく。千恵さんの様子は見ていてつらい。がんの早期検診の重要性などを啓発する上でも、意義深いドキュルンタリーと言える。 千恵さんは、すばらしい言葉をさりげなく話す。「明日が来るっていうのは奇跡」は、その一例だ。当たり前のように生きていることが、実は”奇跡”なのだということだろう。千恵さんに、優しく励まされたような気がした。(市) =7/18読売新聞TV番組面より= |
私はTVをほとんど見ない。仕事の合間の夕食に、いつものラーメン屋さんに行ったときが唯一のTVタイム。この番組を知っていたらラーメン屋さんに行っていたのに…。
わが家で偶然、この記事が目に入った。小さな記事だから見落としていても不思議ではない。このコラムを書くために天が導いてくださったような気がした。記事を目にしたのは放送があった数日後だった。
末期がんの方の生き方を追ったドキュメンタリーは今までも何度か放送された。いずれも死に向かっていかに生きたかを感動をもって伝えてくれる。
しかし、私は、こんな残虐な番組はないとその度に感じる。医者から「死」を宣告されて、それで「死」が前提となっている。「生きる」「生きる方法」というものには目もくれない。生きてしまったら、涙のヒロイン、涙のヒーローのお涙頂戴の内容にならないから視聴率が稼げる商売にならない。だから「生きる」ということを捨てて「死」を前提として番組がつくられている。そんな番組作りに腹が立つ。
長島千恵さんの場合も、彼女をとりまく人たちの中に、あるいは番組制作スタッフのなかに、何とかしてあげたいという思いの人はいなかったのだろうか。
私の知り合いに40代の奥様がおられる。数年前に「余命3ヶ月」の乳がんを宣告された。彼女は、自分亡きあとの夫や子供たちへ自分が彼らに伝えたいことのメッセージ作りをしていた。友人がお見舞に来てそれを見てひどく怒ったという。「あなたは死ぬと決めている。生きるということを考えなくてはだめだ」と。
以来、彼女は「生きる」「生き抜く」ということを考えた。考えればいろいろな情報に出会う。彼女はその情報を選択し、その方法を行うために病院を出た。
現在、彼女は健康を取り戻し、自分の体験をもとに「伝導師」としての仕事をしている。同じ、放送をするなら、こういう方を取材してドキュメンタリー番組を作るほうがよほど社会のためである。
長島千恵さんが不幸だったのは末期がんになったことではなく、彼女の回りに、私の知人のケースのようなお友だちがいなかったということだろう。
実は、薬事法がこうした壁をつくっている。情報を封殺し、薬と医者だけを信奉させるシステムを守っている。
認知症の母のことを書いた。先日薬を貰いに行った私に医師は「薬は気休めだから」と言った。要は認知症は治らないということ。進行して悪化していくということである。
今の医学を否定するわけではないが、医学にも西洋医学や東洋医学、そして漢方もある。その中のほんの一部だけを公認し、あとは封殺という今の医療のやり方が、正しいかどうかは、私の知人や、母の例だけでも(私の身の回りだけでもいくつもの体験があるという事実)体験があることはすごいことだと私は思う。
そして、情報をもたらしてくれた人は、その人の回りにも体験があるから情報を伝えてくれているわけで、受けるほうは、情報の中から自分がこれだと信じたものを選ぶことが出来る。私も母にいろいろ試して効果があるものを見つけた。
「村上恵梨」さんのところでも「電解還元水」のことを書いた。九州大学大学院・白畑實隆教授の研究内容も、がん患者さんにとっては朗報のひとつだと、私は思う。ただ、水であって薬でないので、「飲用量の定量化」ができないことと、末期がんで水を飲めない患者さんの場合は効果が期待できない。そこで点滴による方法の研究がなされても良いのではないかということを書いた。
長島千恵さんのご冥福をお祈り申し上げますとともに無念の思いを胸に「体験談」と「白畑教授の研究」
について記述させていただきます。
当社のお客様の体験談である
(2003.09.30)福島県の佐藤さまよりのお便り 今年5月下旬に、知人より「ガン末期の親友がいるので何とか助けたい」との話がありました。先方にお話をさせていただいたのですが、以前、整水器を販売している知人から何度も「水」を貰って飲んでみたが変わりがなかったので「いらない」という奥様のお話でした。 その時のご主人の症状といえば、右足が10数センチも腫れ上がるという、1000万人~2000万人に一人の確率と言われる末期の血液ガンでした。地元の福島県立医科大学でも症例がないということで、国立ガンセンターで治療を行うこととなりました。 1日4リットルの飲用を始め、9月初めに機械をご購入いただきましたが、そのころにはガンも縮小し足の腫れも気にならなくなっていました。 |
この方の場合も親友の「何とか助けたい」という思いが佐藤様との出会いとなり、還元水のご縁ができた訳です。
私は、回りの人の思いと、ご本人の選択の心があって初めて結果が出ると思っています。白畑教授の電解還元水とがんに関する研究業績をご紹介いたします。
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