前回書いた、Aさんとの会話に登場した、三菱樹脂OLのKさんの話である。
機械が壊れたのである。これまで「還元水」がなかなか壊れなくて買換え需要がないということを書きましたが、Kさん宅の「還元水」が水漏れで使えなくなった。
メーカーが修理に行ったが機器内部が相当漏水の影響を受けていて、修理費も高くなるから「買換えを」ということになった。
お子さんが「いつから還元水が飲めるようになるのか」と騒いでいるという。コンビニで水を買ってくるが、とても満足できない。「すぐに来て!」とこちらもSOS。Kさんやご主人がおられる土曜日が良いということで、土曜日の昼下がりに「H-1」を持参して、さっそく取りつけを行った。
Kさん宅は、Kさんのご両親と、高校生のお嬢さんの5人暮らし。
改めて還元水の利用方法を説明するまでもなく、三菱樹脂が「還元水」を発売して以来の還元水ファン。Kさんは給湯室のおばさんAさんと親しく「還元水」による様々な情報を交換しあった仲だから、三菱樹脂の中で起きた体験については私よりKさんの方が詳しい。
ところで、病と言えば、かつては結核やコレラ、ペストなど病原菌によるものが主であった。医学や衛生の進歩とともにこれらの病は克服されたように見える。
ところが、今では新しい病気がどんどん増えてきて、病人も増えている。病原菌は見ることができるが、新しい病気の元は目に見えない。本当は見えるのかも知れないが他のものと混在して見分けることができない。したがって治療法がない。病原菌ならば病原菌を殺してしまえばよいのであるが、新しい病気は「生活習慣病」と言うが如く、私たちの生きていく営み自体が病気の元なのだから始末に悪い。
そこで、その営みの中のひとつ、食材について還元水の利用法を説明した。
いつもはミニトマトやきゅうりを使うのですが、最近「塩」で試してもらっている。塩はどこのお宅にもあるのでわざわざ買って持って行く必要がない。
簡単である。小皿2枚に塩を入れて、一方を数分間還元水に浮かすのである。そして味を比べてみれば、誰もがその変化に驚く。醤油も試した。Kさんとご主人はビックリしていた。痛んだ野菜は捨てないで、まず還元水に浸す。捨ててたものが捨てなくてすむ。経済的にもムダが減る。そういうことも説明させていただいた。
還元水を飲み続けてきた効果について伺った。「お水が美味しい。料理が美味しい。何がどうということはないが、皆が健康なことが「効果」かな」とKさん。
確か、ご主人の健康上のことがあって「還元水」を購入されたのだが、ご家族が健康ということは結構なこと。Kさんのご両親の年齢を聞いてビックリ。80歳を超えたそうだが、とてもそういうお年には見えない。わがお袋も90歳と言うと、皆がビックリする。
お嬢さま小学校時代からソフトボールをやっているという。小学時代の「クラブチームで全国大会」に出場したときの写真が飾ってある。
ソフトボールをやっているなんて珍しい話だから、オリンピックでも目ざしているのかと思ったが、お嬢さんはソフトボールが好きでやっているだけで下手だから、高校も弱いチームのところへ進学したという。「下手くそなのにレギュラー」だとKさんは謙遜して言う。
私は思い立ったことがあって聞いてみた。「お嬢さんはピンチに強くありませんか?」
電解還元水を飲んで育った子は情緒が安定していてキレることがない。心が落ち着いているからビンチに陥っても慌てる事なく冷静でいる。
「そういえば、ずーずーしいっていうか、2アウト満塁で2-3。ボールだったら押し出しで負けという場面で、三振を取ったりする。回りはハラハラドキドキしているのに、あとで本人に聞いたら全然プレッシャ-を感じてなかったっていうんだから」
「それこそ電解還元水の効果ですよ」とわが意を得たりとひとり納得する私。
実は、私自身、電解還元水を飲用して性格が変わりました。父親譲りで気が弱くいつもくよくよとしていて、事に当たって不安が先に立つ性格でした。
ところが、電解還元水を飲用して何年か経過したころ、自分の性格の変化に気がつきました。物事に動じなくなっていたのです。そして、問題解決にあたって不思議といろいろなアイディアが浮かぶようになりました。いわゆる「ヒラメキ」があるのです。
「還元水」を売り出したころ、三菱樹脂長浜工場の関係会社で「還元水」を販売している方から、機械を買った取引先の社長が「今までは感情が先にたっていたが、冷静に経営判断ができるようになった」と話してくれたという報告をもらったことがあります。それで、その時、自分自身の変化に気がついたのです。
そういう体験があったから、「お嬢さんはピンチに強くありませんか?」という質問をしてみたのです。答えは私が予想した通りでした。
また、実はご主人のC型肝炎が完治していたということは、あとでAさんとの会話で知ったことで、このときKさんはそのことには触れませんでした。
後日電話をしたら、あれから毎日、食材は水につけてから調理したり保存しているそうです。「食塩」の味覚の比較がよほど衝撃的たったのでしょうね。でも、それで「アライグマ」になったら、それはそれで良いことだと私は思っています。