過敏な清潔思考は、免疫力を弱めます!
お問い合せをいただいた。
強酸性水についてとても興味があります。 強酸性水、酸性水ともに目の洗浄に使えますか? 強酸性水は塩を使っているので目にしみるとか? まつげパーマサロンをしています。手の消毒や機材の消毒目的で購入したいのですが、今までパーマ後の目の洗浄には市販の精製水を使用していました。パーマ液と、強酸性水、酸性水が混ざるとどうでしょうか? デリケートな目ですので安心で、かつ安全な雑菌対策を考えています。アドバイスをお願いいたします。 |
日本人の清潔指向が話題になる。時に極めて過敏な反応を示す人たちがいる。
私たちの体は少々汚れた環境でも健康を守ることができる。そけだけの耐性を持っているのである。
例えば、浄水器でも過敏に反応する人たちがいる。水は奇麗にすればするほど良いと信じている。
人の体には免疫力というものがある。体に悪いものが入ってきたときの防衛軍である。
ところが、清潔指向が徹底して、体に悪いものが入ってこなくなったら、万一に備えて待機している免疫力(防衛軍)の出動の機会が得られない。そのうち免疫力(防衛軍)は、我々が必要なのだろうか?と考え、働かなくなってしまう。
アメリカでは、飲用水に、たまには大腸菌が入っていた水を飲んだほうが免疫力を刺激していい、と言われているそうです。
以前、堺市から端を発したO-157騒動があった。死者も出て大騒ぎとなった。ところが岩手県の小学校では児童が感染しても休校にしなかった。なぜなら、皆元気に校庭を駆けずり回っている。何が言いたいのかというと、O-157に感染しても発病するとは限らないということである。免疫が確りしていれば、O-157菌はなすすべなくやがて体外に出ていく。
人間は病院の無菌室にでもいないかぎり、菌の中で暮らしている。地球上の生物は、たとえそれが雑菌だとしても必要があって存在している。不必要なものは何もない。人間の勝手なエゴによって菌を抹殺すれば必ず害が生じる。小さな虫たちは豊かな土壌を作り、作物を私たちに与えてくれる。虫たちを殺して農薬と化学肥料で作られた作物を食べて私たちは病気になっている。
協和病院の河村院長の「なぜ、アトピー性皮膚炎にステロイドがいけないのか」というお話がある。
ステロイドは皮膚を治すホルモンではありません。副腎皮質ホルモンで、本来別の働きを持っています。 副腎皮質ホルモンを体に塗ると、皮膚から吸収されます。体の中に副腎皮質ホルモンが流れる状態がずっと続くと、必要とされてないのにホルモンがいつも体に流れている状態ですから、本当の副腎が怒ってしまいます。 そうなると、臓器はどんどん機能をおとしていきます。それで、ステロスドを使用していると、最後のは「副腎不全」を起こします。副腎が働かなくなる。副腎という臓器がなくなったと同じ状況です。 アトピー性皮膚炎で、そこまで行った人は知りませんが、ぜんそくで、子供のときから、ステロイドに逃れ、一時しのぎをずっと続けてきた子が突然死したケースがあります。私の病院ではありませんが、5歳くらいから、発作が起こるたびにステロイドを使っていた子が突然死してしまったんです。 私は不必要なことはやめようという立場です。 ただ、リバウンドが起こります。不謹慎かも知れませんが、麻薬の禁断症状と同じです。麻薬をやめれば禁断症状が出るでしょう。それを「かわいそうだから」と麻薬を打つと、確かに禁断症状は収まりますが、問題の解決にはなりません。先に待っているものは生命を脅かす結果でしかありません。そんなバカなことをする人はいないでしょう。 |
現代医学が「対処療法」と言われる所以である。皮膚の効果があるからとステロイドを使う。その結果腎臓がやられる。しかし、皮膚科の医者は、皮膚が改善されれば「OK!」。腎臓のことなど知らん!
人は自らの免疫力を高めることが大切です。自然治癒力という魔法のパワーを持っているのですから。
河村院長は仰る。「医学が病気を治すのではない!」と。
質問された方に、私は回答いたしました。「デリケートな目」は過保護にしたからそうなった。雑菌に負けるような目が最初から存在するわけがない。なぜなら、私たちは雑菌の中で暮らしているのだから。
過保護の果てに、雑菌対策として「強酸性水で目を消毒したら」とこの方は考えたのです。ご存じの方もおありでしょうが、強酸性水の使用注意事項に、目に強酸性水が触れないように、と書かれているハズです。塩が目に染みるなんてなまやさしいことではない。失明の危険が大なのです。
「廃用性萎縮」と一緒です。過保護の果てに、この方の目は、自ら雑菌から目を防衛する力をなくしてしまったのです。
今すぐ、目の洗浄などやめるべきです。そして自然の抵抗力を蘇させるべきです。…と。
そもそも電解還元水を飲んでいれば自然治癒力が蘇るから、しかも「水」だから副作用もない。清潔思考などどっかえすっ飛んでしまうこと請合いです。
理論理屈はいりません。生活に電解還元水を取り入れれば誰にでもわかることです。