戦後の ”WGIP”と ”Press Code for Japan”
をご存じですか
WGIP : ウオー・ギルト・インフォメ-ション・プログラム
(War Guilt Information Program)
(戦争を起こした罪悪感を、日本人の心に叩き込む計画 1945~7年間実施)
(検索でいくらでも出てきます)
内容は
① 日本が悪かった 喧嘩両成敗は、日本では常識ですが
②、軍人が暴走した 一方的に7年間徹底して教育・洗脳されました。
③ 皆さん(国民)は被害者だ
この教育、解説で日本中が埋め尽くされました
また下記↓により、その反論は一切許されませんでした
+ この中に「プレスコ-ド」(Press Code for Japan/報道規制事項) があり
以下の事項が禁止されました。(発刊物は日本人によって詳細に検閲されました)
「プレスコ-ド」により禁止された事項
① SCAP(連合国軍最高司令官もしくは総司令部)に対する批判
② 極東国際軍事裁判批判
③ GHQが日本国憲法を起草したことの言及 と 成立での役割の批判
◎天皇制維持と天秤にかけられ受諾、まさに敗戦の屈辱を象徴する憲法です。
④ 検閲制度への言及
⑤ アメリカ合衆国への批判
⑥ ロシア(ソ連邦)への批判
⑦ 英国への批判
⑧ 朝鮮人への批判 ◎ 戦勝国等の批判は一切禁止= 言論の自由なし
⑨ 中国への批判
⑩ その他の連合国への批判
⑪ 連合国一般への批判(国を特定しなくとも)
⑫ 満州における日本人取り扱いについての批判
⑬ 連合国の戦前の政策に対する批判
⑭ 第三次世界大戦への言及 等・・・・・ 全30項目
このため、ラジオ、テレビ、新聞、雑誌等での連合国側の批判は一切できなくなり、
学校の教科書、書籍等も、米国に不都合なものは、すべて焼却され(焚書)、
その使用・流通もは禁止されました。
よって、当時日本がどう考えていたかといった書籍はほとんど残っていません。
善意による復刻版に頼るしかありません。
更に、 この趣旨に賛同する人が、要職 (政治家、教育者)に登用されたため、
この形は継承され、「日本が悪かった」 史観は、現在に至るも、いまだ残っているのです。
まだ皆さんの記憶に残っているかと思いますが
2008年、自衛隊の航空幕僚長の田母神俊夫氏は、「日本は悪くなかった」といった
趣旨の懸賞論文を発表し、最優秀賞を獲得しましたが、政府の考えと異なるとし、更迭
されてしまいました。
戦後70年近くたった時点においても状態でした。
敗戦直後は、仕方ないとしても、米国の認識も相当変わってきている(共和党)
現在、日本の考えを主張する時期には十分来ているようにも思います。
ただ、国の防衛を米国に依存した状態で、相手の嫌がる、米国の批判は、なか
なか言えないのも現状です。
(当時の状況)
From:西鋭夫
マッカーサーの日本占領で大きな業績は、マスコミに言論の自由を与えたことです。
敗戦まで15年ほど……日本軍による痛いような検閲が行われていましたので、これは非常に大きいニュースでした。それまで、書きたかったことを書けなかった日本のマスコミ。解放された喜びでワッと記事を書きました。
しかしそれを読んだマッカーサーのGHQ、動転するどころか、激怒です。
早速、日本の新聞社の社長さんを呼び出して、「お前たちは自由をはき違えておる」とお説教。
そこで社長は「わかりました」と言うのですが、それぞれの新聞、雑誌がまた同じようなことを書くのです。
それでマッカーサー側は「こいつらは言論の自由というのを理解してない」と、プレスコードを出します。本当のニュースしか発表しちゃいけない。占領軍について悪いことを一言も言ってはいけない。公共の秩序を乱すような言葉や記事や社説は書いてはいけません…と10ヵ条。
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こうして始まった、GHQの検閲。開始からわずか5ヶ月の間に、GHQが拒否した新聞記事は670にも及んだといいます。
その徹底した検閲の目が向けられたものの1つが「原爆」でした。
1947年4月に行なわれた広島市長選では、原爆について肯定的なことを言わなかった候補者の話の最中にラジオの放送中止命令が出され…
当時の原爆報道では「原爆は、戦争を短縮したのであり、平和のために投下された」という記事だけが許可され…
被爆地・広島と長崎の惨状を記録するために製作された映画は、GHQに提出され、直ちにワシントンに送られ…日本に返還されたのは20年以上経った後のことでした。
もちろんこれはほんの一部に過ぎません。新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、映画、果ては政治家の演説まで…
ありとあらゆるメディアが検閲対象となり、GHQにとって都合のいいことしか言わないように徹底的な「しつけ」が行われたのです。
そしてこのGHQのメディア支配は、決してすでに終わった昔の話ではありません。
朝から晩まで続く芸能ニュースや、チャンネルを変えても申し合わせたかのように同じ論調が続く各社報道など…占領が終わって約70年たった現在でもなお、その影響は残り続けています