豪州戦、サウジ戦の日本代表2連戦のことを書き、一方でNHK-BS「スポーツイノベーション」で紹介されたC大阪・山村和也選手のことを書いて、ふと思い当たったのが「清武弘嗣選手は淋しい思いで、このウィークを過ごしただろうな」ということです。

セレッソでも日本代表でも、トップ下といったら2ケ月前までは清武選手だったじゃないですか。その大切な選手が、このウィーク、全く顧みられませんでした。

やはり次世代の日本代表のトップ下もしくは右サイドに清武選手という選択肢は必要ですし、何より、そのプレースキックの精度は、他の選手にはそう簡単にマネできないでしょう。

それはセレッソについても言える話で、ユン・ジョンファン監督が山村和也選手をトップ下にコンバートして、2列目に並べ2トップの杉本健勇選手、柿谷曜一朗選手との面白いようなコンビネーションで快進撃に貢献したことを思えば、清武選手の復帰が待たれていることは、言うまでもありません。

それでも、日々リーグ戦は待ってくれませんから、清武選手の回復が遅くなればユン・ジョンファン監督も、計算できる選手に託すしかありません。

 

Jリーグの上位争いはし烈を極めていますから1試合たりとも気を緩められません。どうでしょう、清武選手、10月には万全の状態で戻れればいいのですが。

この秋のセレッソの上位争いの中で、清武選手がムリな形でピッチに立ち、壊れてしまう悪夢だけはさけたいところです。

これはもうユン・ジョンファン監督にお願いするしかありません。清武選手は来年のW杯に臨む日本代表の大切な宝です、どうか大切に使ってくださいネって。

ここしばらく、清武選手、ユン・ジョンファン監督、セレッソのことをウォッチしていきたいと思います。

では、また。