数年前、両足の臑(すね)が猛烈にかゆくなり、毛穴のひとつひとつが赤くなって出血するまで、かきむしっていました。レディースシェーバーを使用したのが原因と思い込んで、いろんな塗り薬(メンソレータム系、オロナインなど)を使用しました。塗ったその日は多少効果があるのですが、すぐにまた猛烈なかゆみが襲ってきました。
ある日ついに耐えられずに皮膚科へ行ったところ、服の生地が原因と言われました。
寒い季節で乾燥しているうえに、比較的固い生地のデニム素材のパンツを着ると、皮膚が無意識のうちに何回もこすれて、かゆくなることがあるそうです。処方してもらった塗り薬でほぼ完治しましたが、その後は、乾燥した季節はとくに、デニムのパンツをはく際はタイツの上からはくようにしています。生地との摩擦を減らすことができるからです。デニムの下にストッキングやタイツははくのは御法度、と主張する方もいらっしゃいますが、自分の体験から、冬はとくに注意を促したいと考えます。
かゆみというと、ここ半年は、手の指や甲のかゆみにも悩まされました。夜就寝中に、1cmくらいの直径の大きさで部分的にかゆくなるのです。原因は、少量で汚れを落とす台所用洗剤や、殺菌力が強いハンドソープが、自分には強過ぎるということでした。炊事用手袋の装着と、植物性固形せっけんで手を洗うようにしてから、ほぼ完治しました。
強烈なかゆみというのは痛みよりもたちが悪いです。痛みは薬や湿布で我慢したりやわらげることができますが、かゆいときは、とにかくかき続けて、悪化させてしまうのです。とくに睡眠中は、「かいてはダメ」という自制心がありません。本能のままに爪をたてて、かいてしまいます。薬が塗ってあっても関係ありません。これを防ぐには、やはりかゆい部分を、ガーゼで覆って、バンダナや包帯で覆うしか方法はありません。
こういう自分の経験から、我慢できないかゆみにくれぐれも襲われないように、冬の乾燥をどうかあなどらずに、対策していただきたいと思います。