横堀@代表幹事、コンテンツ主担当です。


昨日の松場さんからの寄稿の続きをお届けします。


松場さん、丁寧な文章を作って頂き
ありがとうございました。

全国大会2日目の司会、どうぞよろしくお願い致します。



全国大会もあと1ヶ月近くと迫って参りました。
幹事のみなさん、準備がんばりましょう!
参加予定のみなさん、当日をお楽しみに。


横堀




以下、松場さんから。

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滋賀の民謡はダンス・ミュージック(下)


江州音頭は、盆踊りの音楽として現在でも、滋賀県や京都府の各地

で普通に聞くことが出来ます。

さて、その演奏スタイルですが、太鼓と鉦、それにお囃子を伴奏に、

歌い手(音頭取り)は、錫杖と言われる金属の高い音のする金杖を

手に持って歌います。また、歌の途中に、


「デレレン、デーレレン、デレレン・・・・」という「貝」といわれる節も

聞かれます。


これは、かつての祭文の名残とも言われています。1曲が15分以上

というものもあり、更に一人が歌うのではなく、何人もの音頭取りが

入れ替わりながら、2、3時間もノンストップで演奏することがあります。

まさに踊りのための音楽なのです。


その一方でこの江州音頭、リズムがツービートでシンプルな分、実は

現代のPOPSに乗せやすいということから、特に大阪方面では、この

江州音頭にロックのリズムセクションを加え活動するバンドもあり、人気

を博しています。


夏真っ盛りの毎夜、関西ではCDやテープではない、生演奏の盆踊り

が普通です。是非お近くの櫓をたずねてみて下さい。



重箱隅的民俗音楽収集・愛好家 いちばけい



参考サイト
ちょっと変わった江州音頭を聞くことが出来ます。
http://isweb15.infoseek.co.jp/business/ana516/cgi-bin/ondo03.WAV