日露戦争をざっと学んだところで、
戦艦三笠について。
戦艦三笠
戦艦6隻、装甲巡洋艦6隻を、
新たに配備する六六艦隊計画の
最後の1隻として作られたのが戦艦三笠です。
当時の国家予算の5%に当たる費用で、
連合艦隊の旗艦として
イギリスにて建造されました。
旗艦となる艦なので、
一番良い鉄を使っていたそうです。
※戦艦三笠写真集より抜粋
明治38年5月27日~28日にかけて戦われた
日露戦争時の日本海海戦では、
敵前で150度ターンする
丁字戦法(別名:東郷ターン)が無事成功。
当時最強と言われた
バルチック艦隊を撃破します。
大日本帝国海軍とロシア帝国海軍、
それぞれ艦隊を率いていたのは
東郷平八郎とロジェストヴェンスキー。
この2つの勝利を分けたのは、
間違いなく指揮の違いでしょう。
東郷元帥は、
身長が153.7cmという小柄な方でしたが、
写真を見てわかるように、
威厳があって大きく見えますね。
●日本:三笠
●イギリス:ヴィクトリー
●アメリカ:コンスティチューション
この3つの戦艦は、
自国を守るため勇敢に戦い勝利を収めたので
世界の三大記念艦と呼ばれています。
に続く