予科練平和記念館の帰り、
立ち寄りたかったお店がここ。
予科練指定食堂として現在も残る、
保立食堂。
自衛隊広報誌 MAMOR 2014年4月号によると、
明治2年(1869)創業で、
江戸時代には、魚屋を営んでいたそうです。
予科練指定食堂は、土浦市内に7つあり、
予科練生は指定食堂でのみ、外食が許されていました。
休日であっても、
かなり厳しく行動が制限されていたんですね。
店内は、当時のままのようで、
歴史を感じます。
なんとも珍しいものが。
当時から使っているのでしょうか。
岡持ちと呼び、
料理などを運ぶときに使うみたいです。
そして、こちらがどうしても見たかった場所。
左奥に見える座敷。
束の間の休息に、
予科練生がここで楽しく食事をしていた姿が目に浮かびます。
2階にも座敷があり、
戦時中、予科練生と家族との面会場所になっていたとのこと。
保立食堂を含む指定食堂は、
予科練生やご家族にとって、
なくてはならない存在だったんでしょうね。
さあ、食事!ということで、
天ぷら定食を注文。
●天ぷら(海老・わかさぎ等)
●味噌汁
●香物
●ごはん
茨城県の魚(淡水種)に選ばれている、
わかさぎ。
わかさぎの天ぷらは初めて食べましたが、
とっても美味しかったです!!
きっと予科練生も同じ味を堪能したのかな…
とても素敵なお店でした。
【保立食堂】
〒300-0043 茨城県土浦市中央1-2-13
☎029-821-0151