家は買わないと決めていましたが
買うことにしました.
買わないとしていた理由は
- 資産最大化の足枷になる
- 自由が失われる
という2点です.
一方で
買うことにした理由は
- 今の借家より快適な住処が近所の賃貸では見つからなかった
- 何かあった時は売却すれば何とかなると思った
という2点です.
資産最大化の足枷というのは,端的に言うと,
家の購入と維持には賃貸よりもお金がかかると言うことです.
住宅購入価格以外に
- 仲介手数料
- ローン諸費用
- ローン金利
- 火災保険
- 地震保険
- 固定資産税
- 家屋のメンテナンス費
が発生します.
何かあったときは売って現金かすればいいとは思いますが,
素人なのでそこまでリセールバリューのいい家は選べないと思っています.
子供がまだ小さいですが,僕はいい歳(子供が3歳,1歳,僕は40歳)なので
やはり将来の教育費支払いには不安があります.
自由が失われるというのは,やはり家には愛着が湧くと思うので,
何かあっても離れ難くなると思うのです.
賃貸であれば,仕事が嫌であれば辞めて別の地域にすぐいけたり,
遠く離れて暮らす親に何かあったときは,一緒に住むと言う選択肢が取りやすいと思います.
とはいえ,失うものがあれば当然得るものもあります.
それは快適性.
今の家は,築30年近くで日当たりが悪く冬は本当に寒いです.
廊下,トイレ,洗面所,台所,今.全てです(笑
DIYで二重窓にしたり,暖房をたくさん使ったりしますが,賃貸なので
リフォームもできず,子供も妻も辛そうです.
資産の最大化によって将来への備えはより強固になりますが,
今この瞬間の快適性も必要だと思いました.
寒い家だと風邪をひいた時に治りにくいし,友人や家族を呼び辛いです.
お金は無くなりますが,時期によらず友人や家族と過ごす時間を増やすことができれば
人生の満足度は上がるかなと考えています.
何かあった時の売却については,諦めのようなものですが,
いくら考え抜いたところで,未来に何が起こるかはわかりません.
ある程度の予測は立てることができて,その予測に基づいて家を買っても大丈夫だと
判断していますが,それ以上のことが起こった時はもう,諦めて売って次の対応を
考えることにしました.
- 自分が病気になる
- 妻が病気になる
- 近所付き合いで問題が起こる
- 子供がいじめにあう
- 親が要介護になり実家に戻る必要が発生する
- 会社が倒産する
- 予想以上に教育費がかかる
- ローン利率が極端にあがる
- インフレで資産が目減りする
- 罹災する など.
確率はそれぞれですが,絶対に起こらないことではありません.
そこに対する不安が払拭できない場合は賃貸のままの方がいいと思いますし,
そうなったらなったでなんとかしようと思えれば持ち家もありだと思います.
どちらが正解かなんて人それぞれでしょうから欲しければ買って,
嫌なら賃貸のままでいいと思います.
自分が納得できればどっちでもいい問題です.
最後に,家が欲しい場合は必ずライフプランを作ってシミュレーションをした方がいいと思います!
以上,ここまで読んでいただきどうもありがとうございました!