遅ればせながら,Die with Zero(人生が豊かになりすぎる究極のルール)を読みました.

 

 

 

 

ここで伝えたいことは,

”この本が気になっている人は今すぐ買うか図書館で借りるかして読んでください!”

ということです.

 

以下はこの本の中身と僕が感じたことです.

 

「人生の義務は、ただひとつしかない。それは幸福になることだ.」

これは,僕の愛読書の一つである”北欧スウェーデン式 自分を大切にする生き方”に書いてあった詩人のヘルマン・ヘッセの言葉です.

 

では,幸せになるためにはどうするか?

それは,お金を貯めるのではなく,思い出を作ることだと、Die with zeroの著者のビルさんは言います。

 

じゃあどうすれば思い出を作ることができるのか。

その方法が9のルールという形で書いてあります.

 

この本では、富に対して”お金をどれだけ持つか”と捉えるのではなく、”有意義な経験をどれだけしたか”で考えようと言っています。

有意義な経験のためには下記が重要です。

 ・惜しむことなくお金を使う

 ・とはいえ老後にも備える

 ・経験にはタイミングがある

 

お金を惜しんだ結果、経験の機会を逃してはなりません。

しかしどんな経験にお金(と時間)を使うか。

人それぞれですが、自分が何を大切にするか知っていなければただ無駄使いをして終わってしまいます.本書にはそれを探すヒントが載っています。

本の中ではお金を惜しみなく使えと書かれていますが、闇雲に使えとは書いていません。

せっかく稼いだお金を無駄にせず有意義に使いましょうということとその方法が書かれています。

 

とはいえ老後にも備えなければいけません。

では、どう備えるか。どんな手段があるのか(長寿年金の紹介)の説明やそもそも老後はそんなにお金を使わないとか、資産運用しながら生活すれば大きく資産を減らさずに生きていけるなど、正しい老後への備え方が書かれています。

 

物事にはタイミングがあると言いますが、それは経験にも当てはまります.

諸行無常.これからが今と同じなんてことはありえません.

友達の旅行を先延ばしした結果,自分が病気になって旅行に行けなくなるかもしれません.

両親に旅行をプレゼントを予定しているのであれば,二人が生きているうちにしないと意味がありません.自分の年齢,周りの大切な人の年齢,健康状態を見極める必要があります.

 

この本に書いてあることを実践するためには,自分の資産状況の把握,支出の見通しをある程度立てていないと難しいと思います.

自分自身を知るということも重要です.

 

この本をきっかけに,そういったことにも目を向けてより良く生きることを引き続き考えていきたいです.

 

以上、ここまで読んで頂きどうもありがとうございました。

少しでもあなたの参考になったり得ることがあれば嬉しいです。