友人が紹介してくれました.

まず,紹介してくれてありがとう!って思いました.

それだけ,いい内容の本です.

 

 

 

 

メタバース関連技術の本という勝手なイメージを持っていたのですが

いい意味で裏切られました.

 

内容としては,

 

・メタバースとは?

・メタバース関連技術の紹介.

・メタバースの世界を作るには何が必要なのか.

・メタバースが普及した世の中はどういうものになるのか.

・メタバースが普及したさらに後の世界はどうなるか.

 

が書いてあります.

 

とても読みやすい本でした.

どう読みやすいかというと,

 

・メタバースの世界ではこうなるという具体例を,

 身近でわかりやすい具体例で置き換えて説明してくれる.

 

です.本の著者は,物事の本質を突き止めて(具体例の抽象化)いるので,それをメタバースの場合はこういう具体例(抽象の具体化),身近な場合でいうとこういう具体例(抽象の具体化)というような説明をしてくれます.

 

メタバースと聞いて,3DCGの仮想現実の世界でオタクの世界でしょとか,飛躍的な未来の話でしょと思っている人は本を読み終わった後に,読んでおいてよかったと感じると思います.その認識は覆されます.

 

自分が思い描く理想の未来は人それぞれでしょうし,アナログな世界に拘りたいという方もいらっしゃると思うのですが,個人の拘りと世の中がどう変わっていくかは別問題です.

 

まだ小さい子供を持つ身としては、激変するかもしれない未来において子供と同じ価値観を共有できるかどうかという不安を持ちました.

子供の幸せを願うのは親として普通の感情かと思いますが,自分の経験してきた時代と大きく異なった未来になった時,自分の価値観で次の時代を生きている子供の幸せを親が理解できるのかという不安です.幸せは主観的なものなので,子供が幸せであれば親はそれを信じるだけだと思いますが,できれば理解したいというのも親だと思います.

 

例えば,仮想空間で出会った人と恋愛をし,仮想空間の中で結婚するとか,仮想空間にある会社で働くとか,仮想空間で仕事をして,現実世界ではほとんど人と合わない生活をするとか.

そんなこともあり得るのではと感じました.

 

自分の経験や知識の範囲を広げておけばそれだけ子供の幸せ,人生に対する理解度が深ります.子供だけではなく,自分の幸せ,人生に対しても同じことが言えると思います.

自分の視野を広げるたい人やメタバースに近い人ではなく,離れている人ほどおすすめできます!

 

以上、ここまで読んで頂きどうもありがとうございました。

少しでもあなたの参考になったり得ることがあれば嬉しいです。

 

以下の本を読んでおくとより理解が深まっていいなと思います

 ・サピエンス全史

 ・ホモ・デウス

 ・22世紀の民主主義

 ・ビジョナリーカンパニー